RECARO SPORT-JC LEATHER SE  

暫くエスケレートのType6を使っていましたが、腰・背中を丸めて座るようなポジションが自分には合わないと感じて来ていました。
そんな感じで、じゃあRECAROを試してみようかと色々座り比べて、コレになりました。
コレは安楽椅子です。気持ち良すぎて眠くなりそうになります(笑)

レカロベントについて
スースーとするような感じはありませんが、炎天下の中で数時間運転しても、背中やお尻が汗でベトベトになるのを抑えてくれるので、まぁあって良かったという感じです。

エア式ランバーサポートについて
シートバックを最大限近く前傾させた後に元に戻すと、シート内部で引っ張られたエアチューブがダブついて折れ曲がってエアが通らなくなり、ランバーサポートが使えなくなることがあるようです。

内装等との接触について
特に不具合となるような接触はありません。あえて言えば、ショルダーサポート部とドア側の内装との接触部が走行中の振動でギシギシと軋み音を立てる事と、同じくショルダーサポート部が前倒し状態のエアロボードと接触し、最悪の場合には破損させてしまうのではないかと思われる事です。と云う事で、シートバックは極力後ろに下げないようにすることが良いかと思います。
リアコンソールボックスの蓋とは接触がなく、問題なく開閉できます。

シートベルトキャッチの取付について
シート本体ではなく、レカロ純正シートレールに関することになります。
シートベルトキャッチ本体の取付穴内径よりシートレール付属のリング状のスペーサーの外径が小さ過ぎて、説明書通りに組み立ててもキチンと取付位置が決まりません。
また、ガタつきを回避しようとナットを締め付けていくと、キャッチが全く動かなくなります。
そこでシートベルトキャッチは、既設のボルト・ナット・ワッシャー等と組み合わせて取付しました。

電源配線について
シートを発注した時点で配線は済ませ、後はシートを交換してコネクターを繋げば終了と云う所まで準備していました。因みにコネクターは、エーモンの1122でOKです。
ですがシートの付属品には、電線・ヒューズ・ヒューズホルダーがありました。少し早まったかな！？という気がしました。
また、NCの純正シート下に付いている巨大なコネクターは、シート下にスペースがない為撤去する必要があります。

価格について
高過ぎ！(笑)

追記
シートベルトガイドは必須です。必ず装着しましょう。
さもないと、https://minkara.carview.co.jp/userid/149218/car/195158/2188994/note.aspx　のような事になるかも知れません。

追記その２
現状でのワイヤレスリモコンは一見便利なようで不便です。
⓵置場に困るし、無くしてしまわないか心配です。
⓶レカロベントを作動させた状態のままシートの電源が切れると、再度電源が入ってもレカロベントは作動しません。またそのような状態であっても、ワイヤレスリモコン側にはそれが認識されていな為、一度オフにする操作をした後に再度オンにする操作をしなければ、レカロベントは作動しません。確認はしていませんが、シートヒーターもそうであろうと推察しています。電源が切れる前の状態を保持するような仕様なら良いと思います。
⓷レカロベント及びシートヒーターの実際の作動状況が一目で分かりません。作動状況が一目で分かるよう、シート本体から配線を引き出して、 パイロットランプ等が繋げられたら良いと思います。詰まるところ、レカロベント、シートヒーター、リクライニングの電源をそれぞれ別配線にして、リモコンユニットを介さずに汎用スイッチ等で直接操作できる仕様が良いと思います。

ランバーサポートのエアチューブが折れ曲がる等して、ランバーサポートが使えなくなることがあります。
シートバックを前倒しした後、シートバックを戻したらエアが送れなくなっていました。後ろ側下部のカバーを外して確認したところ、エアチューブがダブついて折れ曲がっていました。シートバックを前倒ししたことにより、引っ張られたエアチューブが元の位置に戻らず、ダブついて折れ曲がったものと思われます。

あと、シートベルトが体に掛かる位置が変わりました。
具体的には、ベルトが首に掛かるようになり少々気になります。お店で色々と試座してこれに決めたわけですが、流石にそんな事にまでは考えが及びませんでした。