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山爺@Around60のブログ一覧

2023年12月19日 イイね!

【不定期更新】今日の1曲 バッハ:ゴールドベルク変奏曲 グレングールド(pf)

【不定期更新】今日の1曲 バッハ:ゴールドベルク変奏曲 グレングールド(pf)こんばんは♪
今日の1曲は、バッハ作曲ゴールドベルク変奏曲。グレン・グールドの演奏です。






先日、キース・ジャレットのケルン・コンサートを紹介しました。

ケルン・コンサートがジャズピアノの革命だとしたら、グールドのゴールドベルクも同等以上の衝撃をピアノ音楽界に与えた演奏だと思います。

グールドは1955年に録音した「ゴールドベルク変奏曲」で、当時弱冠22歳でレコードデビューしました。

グールドが1955年に取り上げるまで、この「ゴールドベルク変奏曲」はバッハの鍵盤楽曲作品の中では、あまり一般的とは言えませんでした。1つのテーマが遷ろうような変奏曲であり、演奏時間が約60分にも及び(リピートの扱いやテンポ設定にもよります)、切れ目なく演奏し続ける、やや難解で下手をすれば退屈に聞こえてしまう音楽です。

グールドはこの曲を、リピートをほとんど省略し、当時の誰よりも速いテンポ、明瞭なアーティキュレーションと独特な硬質な響きの音色で演奏しました。その結果、この1955年の録音は38分34秒の演奏時間となり、通常の1時間弱に比べてはるかに短いものとなりました。

このレコードは、翌1956年に発売されるや、数多の有力な新譜を抑えてチャート1位を獲得し、多くの聴衆や評論家から絶賛されました。アルバムは1960年までに40,000 枚を売り上げ、グールドが亡くなる1982年までに100,000 枚以上を売り上げ、今でもCBSソニーのカタログに載っています。

ゴールドベルク変奏曲を語る時は常に、グレン・グールドを避けて通ることはできません。

グールドはゴールドベルク変奏曲でデビューを飾りました。そして、50歳で亡くなる前年の1981年に二度目のゴールドベルク変奏曲の録音をしています。

二度目の録音では、最初の録音のような激しさ、急速なテンポ、繰り返しの省略などをやめて、より計算されたフレージングと装飾を備えたより内省的な解釈を採っています。この録音からは、成熟した音楽家グールドの姿が窺えます。

今日の1曲はこの二度目の録音です。


〇J.S.Bach : Goldberg Variations, BWV 988
 Glenn Gould (1981)

 J.S.バッハ ゴールドベルク変奏曲BWV988
 グレン・グールド (1981年録音)

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再生装置
 自作ポンせんべいスピーカー2号機 (Vr.3)
  ウーファー:YAMAHA JA5002 + JBL N1200 (ネットワーク)
  ミッドレンジ:ALPINE DDDS5II & DDDS7
  ツィーター: INFINITY EMIT 902 + JBL3105 (ネットワーク)
 Fiio X5 3Gen → ifi micro iDSD → SOULNOTE A-1

録音装置
 マイク(RODE M5)→PCMレコーダー(TASCAM DR-100MkII) WAV 16bit 44.1kHz
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スピーカーから出た音を録音した「空気録音」です。
Posted at 2023/12/19 22:46:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | 今日の1曲 | 音楽/映画/テレビ
2023年12月13日 イイね!

ポンせん2号機バージョン3 & INFINITY RS-a

ポンせん2号機バージョン3 & INFINITY RS-a昨日に引き続きの投稿です(;^ω^)

しばらく間が空いているうちに、私のスピーカーコレクションに新しく2台が加わってしまいました。
断捨離で減らしていかなきゃいけないのに(;^ω^)

1台はINFINITY RS-a

(「オーディオの足跡」より引用)
INFINITY RS-a ¥58,000(1台、1980年頃)
《解説》
インフィニティ独自のEMITトゥイーターを採用した2ウェイスピーカーシステム。
低域には25cmコーン型ウーファーを搭載しています。
コーン部にはポリプロピレンを採用しており、一般の紙コーンのQが80~100に対し7~9と格段に低く、コーンの波打ち現象やたわみを低減し、音の濁りを防いでいます。
高域にはインフィニティ独自の開発による全面駆動型トゥイーターのEMIT(エレクトロマグネチック・インダクション・トゥイーター)を搭載しています。
最も強力な磁性材料のサマリウムコバルトで、超薄膜・超軽量のプラスチックダイアフラムをサンドイッチした全面駆動型で、優れた高域再生を実現しています。
(引用終了)


本当はインフィニテシマルが欲しかったんですが、ヤフオクではペアで10万円コースなので手が届かず、テシマルと同じEMITツィーター+ポリプロピレンコーンウーファーのRS-aを入手しました。
繊細で伸びやかな高音が魅力ですが、やはりテシマルに比べると少し間延びしたような印象はあります。テシマルは独特のギュッと詰まった凝縮感のある音が良いのです。RS-aはウーファー口径が大きくなって低音の鳴り方は余裕がありますが、ダブルボイスコイルのテシマルのウーファーの密度感の方が好みです。

あまり気に入らないようなことを書いていますが、そんなことは無くて、それなりに気に入っています。

この曲のピアノ特有の、高音にちょっとクセの有る響きが良い感じに表現できているんじゃないかと思います。低音とのバランスもよくまとまっているかと思います。

もう一台?は、既存機のバージョン増で、ポンせん2号機バージョン3です。

ウーファーはいつものポンせんべいYAMAHA JA-5002
ミッドレンジはALPINE DDDS-5IIとALPINE DDDS-7の異機種パラレル
ツィーターはINFINITY EMIT 902

ミッドレンジのALPINEは、カーオーディオでおなじみのブランドで、DDDS-5IIはカーオーディオ用ユニット、S-7はホーム用ユニットです。磁気回路は共通でコーン紙の材質が少し違うようです。このユニット、非常に斬新な発想と技術で作られていて、一部マニアの間では「宇宙人が作ったスピーカー」と言われているそうです。現行のALPINEのカーオーディオ用ユニットの先祖に当たるユニットです。軽量コンパクトで癖のない素直な音質が特徴です。
ツィーターのINFINITY EMIT 902は、アメリカのブランドINFINITYの1970年代の製品です。INFINITYの創立者の一人、アーノルド・ヌーデルはNASAの物理学者だったという経歴の持ち主で、EMITツィーターは「NASAの技術で作られた」と言われていました。繊細で透明感のある独特な音色が特徴です。

両目の色が異なることを「オッドアイ」あるいは「ヘテロクロミア」と言います。
バージョン3のテーマは「宇宙」、そして「ヘテロクロミア」とくれば、その名は「ロイエンタール」しかありませんww
バージョン3は「ロイエンタール」と命名します(*^-^*)

ちなみにバージョン1は「ふくろう」(見た目がなんとなくフクロウっぽいww)

ウーファー:ポンせんべいYAMAHA JA-5002
ミッドレンジ:CORAL BETA-8のパラレル
ツィーター:CORAL H-40

バージョン2は「ニセ8」(JBL LE8Tにそっくりだから)

ウーファー:ポンせんべいYAMAHA JA-5002
ミッドレンジ:YAMAHA JA2071
ツィーター:FOSTEX FT200D

では、それぞれの音を聴いてください♪
バージョン1「ふくろう」


バージョン2「ニセ8」


バージョン3「ロイエンタール」


オスカー・フォン・ロイエンタール VS C36 VISCOUNT


オーディオ遊び♪
楽しいです(*^-^*)






Posted at 2023/12/13 20:46:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記
2023年12月12日 イイね!

【不定期更新】今日の1曲 キース・ジャレット:ケルンコンサート

【不定期更新】今日の1曲 キース・ジャレット:ケルンコンサートご無沙汰しておりますm(__)m

今日の1曲はキース・ジャレットのケルンコンサートです。





史上最も売れたピアノソロアルバムと言われるこの曲は、1975年1月24日に当時の西ドイツ、ケルンで行われたライブ録音です。66分に及ぶこの曲は全て即興演奏で、1・2a・2b・2cの4つのパートに区分されています。
キース・ジャレットは以前から、このような即興演奏によるソロコンサートを行っており、ケルンコンサートはその中でも最もポピュラーな作品です。
wikiに詳しく書いてありますので説明は省きますが、コンサートを開催できるかどうか危うい状況だったそうです。

このコンサートで使用されたピアノはベーゼンドルファーです。もともとキースのリクエストはベーゼンドルファーのモデル290インペリアル・コンサート・グランド・ピアノでした。しかし、ケルンのオペラハウスが用意したピアノは、オペラのリハーサルに使われていたあとで調律さえされていない酷い状態の、小ぶりなベーゼンドルファーのグランド・ピアノでした。調律師が数時間かけて、訓練されていない耳にはまずまずの音に調整しました。調律は出来ましたが、耳障りな高音と響きの悪い低音が残り、音質の面では大して変わりはなく、よく動かないペダルとも格闘しなければなりませんでした。

キース・ジャレットはこのケルンコンサートで、クセのある高音やゴトゴトいうペダルの音も音楽表現の手段として利用しています。
十分とは言えない楽器であっても、その音楽をどう表現するか?そのために相応しい音色は?ピアニストの感性とその10本の指が紡ぎ出すタッチが全てです。
ベーゼンドルファーでもスタンウェイでもファツォリでも関係なく、楽器の銘柄や性能を超えたものが、そこにはあります。









〇The Köln Concert : Keith Jarrett
 4. Köln, January 24, 1975 Part 2c

 ザ・ケルン・コンサート:キース・ジャレット
 4. ケルン、1975年1月24日 パート2c

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再生装置
 JBL C36 VISCOUNT (COPY)
  JBL LE15A / LE175DLH(+HL87)+N1200 / JBL 077+N8000
 Fiio X5 3Gen → ifi micro iDSD → SOULNOTE A-1
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録音装置
 マイク(RODE M5)→PCMレコーダー(TASCAM DR-100MkII) WAV 16bit 44.1kHz
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スピーカーから出た音を録音した「空気録音」です。

★動画編集中に右チャンネルのツィーターJBL 077が鳴っていないことに気づきました。
 ネットワークN8000が故障したようです。
 修理して、機会があれば改めて録り直したいと思います。

★8khz以上の音など、あまり聞こえなくなっているので気づくのが遅れてしまいました。
 年はとりたくないものです・・・・
Posted at 2023/12/12 21:19:30 | コメント(4) | トラックバック(0) | 今日の1曲 | 日記

プロフィール

「@元『hario』 さん、「なお、当方は何台かトラックの用意があるので、近県(都内は混むので苦手ですが)であれば、デリバリーも可能になるかと思います」 埼玉近県なら配送してくれるそうですよ♪」
何シテル?   04/17 19:05
2代のプリウスを13年間約40万km乗り継いで、このたびアテンザ乗りになりました。 今度の車も大事にしてなが~く乗り続けたいなぁ
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