ねんどろいど　μ’ｓ　練習着Ver

寸劇
第1話　ねんどろいど　高坂穂乃果　練習着Ver.
第2話　ねんどろいど　園田海未　練習着Ver.
第3話　ねんどろいど　南ことり　練習着Ver.
第4話　ねんどろいど　星空凛　練習着Ver.
第5話　ねんどろいど　小泉花陽　練習着Ver.
第6話　ねんどろいど　西木野真姫　練習着Ver.
第7話　ねんどろいど　東條希　練習着Ver.
第8話　ねんどろいど　絢瀬絵里　練習着Ver.
第9話　ねんどろいど　矢澤にこ　練習着Ver.


「……」
「……」
「……」
「今日の練習、穂乃果と海未はサボりましたね？」
「いえ、そのサボった訳ではなく…」
「サボった訳ではなく、穂乃果と鬼ごっこに興じていたということですね」


「絵里ちゃん、違うよ！　海未ちゃんが怖い顔して追いかけてくるから！」
「はあ？　穂乃果！　貴方が体重のことを考えずにバクバクとパンを食べるからでしょう！」
「そんな怖い顔したら誰だって逃げるよぉ」
「顔が怖くて悪かったですね！」


「太股が太くなったから、穂乃果に当たってるんだよぉ」
「穂乃果！　確かにふ、太股に少し肉がついてへこんでましたけど！　へこんでましたけどその分ダイエットをして元に戻しました。穂乃果と一緒にしないでください」
「……」
「海未ちゃんのケチ！」
「穂乃果がだらしないだけでしょ！」
「……」
「海未ちゃんの鬼！」
「穂乃果がちゃんとしていればこんなにガミガミ言いません！」
「……」
「ムー！」
「ムー！」


「静かにしなさい！」
「「ひっ！」」
「ダイエットをネタに鬼ごっこしていただけでしょ！」
「鬼ごっこじゃありません！」
「おにごっこじゃないよぉ」


「逃げて追いかけてるから鬼ごっこでしょ！　( ﾟдﾟ)ﾊｯ!　鬼ごっこはどうでもいいんです！」
「どうでもよくないよ！　海未ちゃんから逃げてただけ」
「どうでもよくありません！　穂乃果にはダイエットなんです！」


「あなたたちは……　今日の練習をサボったというのに反省の色が全くありません。仕方ありません。罰として明日から1ヶ月間私達7人が部室に集まるまでに、穂乃果と海未で毎日部室の掃除をしておくこと！　汚れていたり忘れたら1日ずつ延ばします。」
「えーー！　海未ちゃんのせいだよ！」
「穂乃果が悪いんです！」


「これは決定事項です。いいですね？」
「「はぁい」」
「声が小さい！」
「「はい！」」


「今日はなんか楽しかったわ」
「真姫ちゃん、今日はノリノリやったね。」
「意外と凛の物まねってできるものね」
「凜ちゃんはよく見てるなあ」
「あんな風に見られてるなんて、行動に気をつけないといけないわ」
「今度は凜ちゃんにうちの物まねしてもらおうかな」
「たまにはこう言うのもいいわよね」


「そう言えば、そのカメラ、修理から返ってきたのね」
「そう。さすがにカメラがないと何もチェックできひんからなあ」
「そうね」
「部費も少ないし、このカメラ買った店で無理言うて直してもろてん」
「そうなんだ。希のおかげね。ありがとう」
「いいえ、どういたしまして。でね、今日取りに行って練習前に軽く試し撮りしてたんやけど、真姫ちゃん、ちょっと見てくれへん？」
「何か気になるところでもあるのかしら？」


「なんか茂みで誰か着替えてるみたいなんやけどーー」
「……」
「ひょっとしてこの髪と髪型って真姫ちゃんちゃう？　白くて可愛いパンツとお尻がーー」


「の、希！　早く消して！　それを消して！！　なんで私だけ映って凛が映ってないの！？　前言撤回、前言撤回よ！　二度とこんなことしないわ！　何が『女子高だし誰も見てないにゃ』よ！　凛、絶対許さないんだから！」

「真姫ちゃん、焦らない、焦らない。ほら、ちゃんと消したから」
「ほ、ホントね？　映らないの確認したわ……　こんなの流出したら末代の恥だわ。にこちゃんに何言われるかたまったもんじゃないわ」
（ほんまはうちのお宝コレクションとしてコピーが取ってあるんやけど、黙っとこ。）