AC100V 1500W化 Vol.2(配線準備編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
部品が揃ったので、次は各部品のコネクターをどこに配線するかを精査します。
まずは、1500Wの肝となるボルテージインバーターの配線です。
コネクターはM32番とn6番の2つ。
n6は、5極端子のうち使用するのは1番と5番。
ハイブリッドシャンクションブロックのn5番コネクターの1番と4番と接続するようですが、ココはいかにも触っちゃいけなさそうなオレンジ色のケーブルが張り巡らされていて、この線から分岐させるのは危険と判断し、n5の手前のq1とi1コネクターは、バッテリーの端子に使われている丸型端子なので、ここから丸型端子を使って結線する事にします。
回路図では、q1からn5の間に15Aのヒューズがあるので、同じようにヒューズを入れます。
2
もうひとつのM32は26ピンコネクターですが、回路図上結線するのは8ヶ所です。
①9番(HZ)は50/60Hzの切替用で、アースに落とすと60Hz、繋がないと50Hzなので、50Hzのエリアで生活している自分は、この端子は無視します。
②11番(GND)はアース。現状の100W化で使用している、既存のM17コネクターの4番がアース端子なので、この線を利用し結線します。
③3番(AC1)はコンセントのプラス
ここに20Aのヒューズを入れます。本当はブレーカーがいいのかもしれませんが、コストがかかりそうなのとどこで入手したらよいか分からず見送りました。
④1番(AC2)はコンセントのマイナス
回路図にシールド線というアース線のような記載がありますが、どう配線したらいいのか分からず無視(笑)
⑤24番(SW)はAC100Vスイッチ(G125)の6番と結線
⑥26番(IND)はAC100Vスイッチ(G125)の7番と結線
⑦12番(IG)はGM1に結線されていますが、GM1は運転席キックパネル内と離れた場所にあるので、AC100Vスイッチ(G125)の3番もIGに結線されているので、この線に結線。
⑧残る22番(NOAC)が最後の最後まで悩んだ端子です。回路図通りですとAM1コネクターの14番に結線すればいいのですが、14番がハイブリッドビークルコントロールコンピュータまで行っているのか分かりません。
ハイブリッドビークルコントロールコンピュータの26番に直接結線すればいいのですが、この場所がダッシュボードの奥のアクセスしづらそうな場所なので、他の方法を探しました。
ネットで調べたら、ここは正常時は12Vがかかっていて、0Vになるとインバーターの作動が停止になるようです。
異常を監視するための配線のようですが、取り敢えずIGに結線する事で動作させる事は出来そうです。
但し、自動では停止しないのでそこは自己責任ですね。
という事で、22番は12番と結線します。
3
ここまでくれば、あとはAC100Vスイッチ(G125)の配線を残すのみです。
1500Wスイッチのコネクター(G125)と100Wスイッチのコネクター(G123)は、使用する端子は3番、6番、7番と同じです。
コネクターの番号は違いますが、形状は同じなので、既存の100Wスイッチ(G123)を加工して、G125仕様に仕立てようと思います。
G123では6番がIGですが、G125では3番がIGとなっているので、6番と3番をコネクターから抜いて入れ替えます。
次に6番と7番を切断し、スイッチ側の線をボルテージインバーター(M32)の24番と26番に接続します。
これできっとうまく行くはず、、、
4
実際の作業の時にミスしないように、回路図を自作し1枚にまとめました。
一番心配していた、配線関係がクリアになったので、なんか変な達成感があります。
まだ、何にもしてないんですけどね。
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