スノーボードの話

ここんとこ、凄く雪が降ります。

サーキットでタイムアタックをされてる人には非常に悪いのですが、個人的にはゲレンデが潤うのでうれしいのです。

さて、そんな反感を買いつつも、今日はスノーボードの話をしようと思います。



私がスノボを始めたのは遅く、32歳くらいだったでしょうか・・・当時付き合ってた彼女に連れられて、瑞穂ハイランドに行った事が始まりです。

やった事も無いし、道具にお金も使いたくなかったので、友人に使わなくなったボードとブーツを借りました。
その時点でそのボードが10年くらい前のものだったと思います。

今考えると、素人が乗るような板じゃなかったですね、異常に長く、そして硬い。

アルペンボードに無理やりソフトブーツをつけたような板でした。

それで、ゲレンデに立つも・・・立てるのがやっとの状態。

サイドスリップからの尻もちを散々しました。

正直、スキーは一日でそこそこ滑れるようになったので、スノボ楽勝！とか思って、このざまです。

お尻は、風呂おけの底に尾てい骨が触れるだけで痛い、という状態でした。


だから、今は初心者に絶対尻パッドだけは買っておけ！と言ってます。

そんなこんなで、悔しい思いをした瑞穂ハイランド・・・帰ってすぐに自分の板をフルセット買いに行きました。


そう・・・・板が悪いんだ！





と、思って。


ま、結果新しい板でやっても、こけまくり。

かっこ悪く引け腰のおサル乗りでした。


それなりにターンができるようになったのは、いつだろう・・・4年くらいやってからだと思います。


今使ってる板は2006年モデルのバートン　カスタムXです。

けっこう硬い板で、当初は中々にしんどい板に感じました。


考えたら2005-2006シーズンモデルのなので今が2013-2014、8年も使ってる事になりますね。

表面のコーティングに亀裂が入り、ソール面もがたがたです。



メンテナンスも適当なので、傷みもあります。


ブーツ、ビンディングも一緒にそろえたIONとC60という、羽振りの良い構成です＾＾；；

ブーツもパカパカと底がはがれて、今は接着剤で固定中です。




購入当初、友人にはじめて見せた時に、パイプにでも入るのか？

といわれた事もありますが･･･基本私はカービングが大好きです。



カービングといえば、バイク乗りの人は間違いなくスノーボードはハマるとおもいます。

腰を使ってターンを切るサマは、バイクに近いものがあります。



お、話がそれた・・・さて、なぜこんな事をいまさら書くのかと言いますと

最近、今シーズンになってやっとこの板の良さがわかってきた・・・って事です。

倒しこんでいっても破綻しない安定感と、反発による切り返しの軽さ、踏み込みの力はいりますが、とても気持ちが良い。


今まで、おもっきり乗せられてるだけで、良いところに気づくのが遅すぎたなぁ・・・正当な評価がやっとできるくらいには、成長したかな・・・そんな思いで書きました。


当時は、良いものを買ってうまくなった気でいましたが、当然ながら、良いもの使ってるから上手なわけでは無いんですよね。


そのもののポテンシャルをどれだけ引き出せるか、乗り手が頑張らないと100％の性能は出ません。

私は今、この板の50％でも性能を発揮させているのか？

少しでも、上手になりたいものです。


いつもは「腕より道具」などといってますが、今日はちょっとまじめに腕の事を考えてみました。


シビックの性能は、まだ80％も出せてないんだろうなぁ＾＾；；