ガラスコーティングのリベンジ
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2年前のGWに一部をガラスコートしましたが,その後,洗車できない期間が続いたりと,すっかりダメにしてしまいました.
今後は,ダメになってしまったところと,未施工だったところ,全身をコートするべく,開始しました.
なお,基本,ガラスコーティングは施工後24時間は雨も含めて水にさらすのはよくありません.
よって,翌日まで雨が降りそうにない天気の良い時にやります.
晴れでも,夜露もよくありません.
よって,春か秋,春なら5月がベストですね.
6月は梅雨ですし,7月以降は暑いし蚊が出ます.
ガレージがあれば,これらを気にせずいつでもできるので良いですね.
自分は貧乏なので,屋外施工です.
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まず,鉄粉を取りましょう.
洗車して粘土かけも良いのですが,コーティングの前段階でそんなに時間を掛けるのはもったいないので,パープルマジックのような鉄粉除去剤が便利です.
自分は,大塚産業の「テツとりくん」を使いました.
プロ用なのにお茶目なネーミングw
紫になったら鉄粉が溶けましたので,水で流します.
なかなか落ちないので,たっぷりの水でジャブジャブ流します.
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鉄粉除去剤を流したらシャンプー洗車.
大塚産業の「ボディークリーナー」を使いました.
プロ用の高級洗剤で,中性なのはもちろんのこと,水道水のカルキ抜きもしてくれます.
この洗車は,塗装面を冷やすという意味もあります.
ガラスコーティング剤に熱はよくありません.
例えば,熱いままのボンネットに施工すると,あっという間に乾いてしまって,ムラの原因になります.
つまりは,洗車後も炎天下に晒すのはダメです.屋根下のような日陰でやるのがベター.
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次に脱脂です.
油分もコーティングには大敵です.
ベンジン系の溶剤でまずは脱脂するのがベターですが,シャンプー洗車で酷い油分は落ちてますし,第一段階の脱脂剤を使っても何もかわりませんでしたのでいきなり第二段階用の脱脂剤を使いました.
大塚産業の「SOC」というやつで,まぁガラスマジックリンとほぼ同じ感じです.
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そして,要の研磨です.
ガラスコートの美しさは,下地処理で決まります.
優秀なコート剤でも,深い傷や汚れは隠せませんし,塗装面の艶とコート施工後の艶は比例します.
ポリッシャ-の研磨面にコンパウンド二滴くらいで良いです.
ガンガン磨きます.
コンパウンドは,大塚産業の「リーベルP3およびP5」です.
ポリッシャーは,ダブルアクションタイプです.
シングルアクションは,削りすぎてしまうこともあり,素人向きではありません.
最初は中細くらいのコンパウンドで磨いて,極細コンパウンドで仕上げるのがベターですが,時間がかかります.
自分の車は白ですし,水垢さえ落とせば大丈夫そうでしたので,最初から極細でやりましたので,厳密にいうと元からの磨きキズが全く分からなくなるほどにはなりません.
黒い車など濃い色では,きちんと二段階の研磨をしないと磨きキズが目立って綺麗にならないと思います.
また,自分の車はソリッドカラーでクリアは吹いてありませんので,気にせずガンガン磨けますが,クリアを吹いてある塗装については,クリア層を削りきってしまわないように慎重に研磨することが必要です.
また,余計なところを磨いてしまわないようにマスキングしましょう.
特にゴムパーツは,磨いてしまうと艶がなくなってしまいます.
さらには,全身を研磨してからコーティングするのではなく,ボンネットならボンネットだけ,左前フェンダーだけなど,一面一面研磨してはコーティングするという手順でやります.
加えて,屋外でやる場合,砂塵や花粉などがどんどん降ってきます.
よって,研磨する前に湿ったセーヌ皮などで優しくホコリを落としてからやらないと,かえって深い傷を付けてしまうことになります.
研磨したら,SOCでしっかりとコンパウンドを拭き取ります.
その後の乾拭きもベター.
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そしてコーティング剤の塗布です.
大塚産業の「スーパーダイヤモンドメイク」を使いました.
5年耐久保証で,メンテ次第ですが,実質10年保つらしいです.
用法用量を守って,二回施工します.
薄く均等にのばすのがコツですね.
これで完了です.
冒頭に書いたように,完全固化まで時間がかかるので,それまでの水分に注意です.
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今回は,
ボンネット
フロントフェンダー左右
ドア4枚
ヘッドライト
に施工することができました.
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