リアワイパーアームとその台座の交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
先日はフロントを交換しましたが、リアもこの通り錆や色褪せが出ていました。
貧乏性なので、塗り直したると思ってましたが、時間も気力もいつまでも確保できないので、結局塗ると決意してから半年くらい経って新品交換することにしました。
2
用意する工具は、10 mmのラチェットと、22 mmのメガネレンチですね。
自分はこれだけで済みましたが、場合によっては、ゴムハンマーなどもあると良いかも?
で、まずは古いワイパーアームの取り外しですが、トランクは閉めた状態で作業しましょう。
そして、アームの根っこのキャップが、このように開きます。
そうすると、10 mmのナットが見えます。
簡単に緩みました。
3
予習のために他の方のレビューを拝見していると、潤滑油を浸透させてもアームが外れない!というのを頻繁に見かけました。
しかし、潤滑油無しで簡単に外れました。
このワイパーアームの台座、表面は、見ての通り錆びた丸い鉄板ですけど、実は、その裏の本体は分厚いゴムであり、アームを外そうとユサユサ揺すっても、実はゴムの台座が一緒に変形していて、それに力が吸収されているだけなのです。
ユサユサするにも、ゴムが変形しにくい向きがあります。
その向きは、台座を横から見てゴムの変形の様子を見ながら、左右上下にユサユサすると察することができます。
私のようなバカでも数秒でお察しでしたから、皆さんも大丈夫ですよ。
その数秒で外れました。
数秒なので、この方向!というのが書きにくいのです(笑)
ワイパーアームが外れたら、ワイパーブレードを外して、新しい方に付け替えておきましょう。
4
次に台座を外していきますが、ここからは、トランクを開けてから作業しましょう。
台座は、22mmという、なんとも中途半端な径のナットで留まっています。
また、ワイパーのモーターシャフトが結構飛び出しているので、普通のラチェットのソケットでは、ナットに届かず、セミロングかロングのソケットを買わなければならないかもしれません。
21 mmなら、ホイールナットのソケットが使えるのに。
私の場合、職場の自分の工具類にメガネレンチがあったので、拝借。
ラチェよりメガネの方がいいですね。
5
ナットは、工具さえあれば簡単に緩みます。
この緩み易さだと、ナメやすいスパナ、モンキー、プライヤーとかでもいいかもしれない。
で、ナットを外したら、上に引き上げることで台座が外れますが、先に、この画像の反対側(トランクの中)で、ウォッシャー液のゴム配管も外しておきます。
その部分は、画像で示す必要のないくらい、一目瞭然ですよ。
ゴム配管ごと抜き取ると、この画像の状態となります。
6
台座の新旧比較。
こんな小さい部品、材質を、鉄ではなくステンレスにするという知恵はないのだろうか?
どうせ部品価格に転嫁するのだから、少しくらいコスト上がってもいいだろ?
7
台座を裏面から見た図。
外周のところがヒダになっていて、そこで防水もしています。
8
ディーラーの方には不要と言われましたが、裏面の外周にシリコングリスを綿棒で塗っておきました。
仕事用の、真空になっても蒸発しないタイプ。
9
後は、逆の手順で新品パーツを付けて行くだけです。
台座はトランク開けて、アームはトランク閉めてから作業。
ナットの締め付けは、ギューギューに増し締めしてもトルクがかからない(回っていかない)ので、それなりに。
台座は、穴が丸ではないので、ハマるようにしかハマりませんから、ご心配なく。
そして完成図。
防錆と、白化してくたびれたワイパーブレードの復活のために、タイヤワックスを全体的に塗布しました。
ゴムや非光沢面の紫外線による劣化防止には、タイヤワックスが良いですよ。
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