最近話題のwaxaddictのワックスですが、年末にセールをしていたので、迷った挙げ句、大晦日にポチッてしまいました。
waxaddict、日本語に訳すと、ワックス中毒者(笑)
そう、私のことです。
完全な天然ワックスは、Mitchel&KingのRolyで十分なので、最近話題のセラミックス配合のワックスを買ってみようと思いました。
VORTEXやVENTURIという最上位モデルも魅力的なのですが、個人的には撥水性の強さにあまり固執しないので、施工性と耐久性、艶にポイントを置いて、Grapheneを選びました。ワックス施工後の硬化が早いらしく、低温時や冬季のワックスとして期待出来ると思いまして。
あと、Grapheneのページの施工車両の写真がブルーメタリックで仕上がりの予想がしやすかったのもあります。
ペースト状ではなく、結構カチカチのハードワックスで、柑橘系のフルーティーな香りです。Rolyとほぼ一緒の香りでビックリしました。
スポンジを擦り付けると意外にスムーズにスポンジにワックスが付着します。多分、せん断をかけるとワックスが溶けやすいのと、完全な天然オイルではなく、微量の溶剤を使ってると思います。説明文ではグラフェンオイルとありますが、グラフェン無機物なのでオイル化しないので、この辺はよくわかりませんね。
施工は円を描きながら、最後に直線的に慣らす(レベリング)をします。施工はものすごく軽く、凄く伸びが良いので楽ちんです。
ここまでは、凄く好印象。
問題は拭き取り。色々な方のレビューを見る限り、硬化時間がシビアで、早いとオイリーにモヤモヤが取れず、遅いと鬼のようにカチカチになるみたいなので。VORTEXを選ばなかったのは、施工性がGrapheneよりもやや劣るためです。
waxaddictの動画をみると、施工した箇所を指でなぞって、下地が出たら硬化前、白く跡を引いたら拭き上げタイミングとのことでした。まぁ、これは天然ワックスでも硬化を見る常套手段ですね。
Rolyと同じ感じで、硬化を確認して拭き取ると、既にカチカチになっており、地獄の拭き取りとなってしまいました。青空施工なので、冬季といえども塗装表面の温度は結構高くて硬化が早いのかもしれません。
これかぁー。と他の方のレビューを実感しました。最適なタイミングで拭き取ると、軽くスパッと拭き取れるらしいのですが、タイミングが激ムズです。
試行錯誤した結果、施工箇所を指でなぞる感触は、普通の天然ワックスより早目が正確のようです。天然ワックスでは、指でなぞって白く跡が引いても、ヌルっと感がある時は未だ早く、ヌルっと感が無くなるまで待ちます。Grapheneの場合は、指でなぞって、下地が出る場合は未だ早いですが、ヌルっと感があっても白く跡を引いていたら、そこで拭き取らないと地獄が待ってます(笑)
なので、Q5のように大きめの車両の場合、ボンネット一枚に施工していると、施工開始箇所は施工終了時に既にカチカチに硬化してしまいます。私はこれで地獄を見ました(笑)Q5のボンネットの場合、左右プレスライン外側2つ、プレスライン内側は上下左右の4つの6段階に分けないと厳しい感じでした。冬季でこれだと、気温が高くなったら塗ったら速攻拭き取りでしょうね。なんか硬化ガラスコーティングみたいですね(笑)
ドアも上下2箇所に分けないと危ないです。
なんか、天ぷら揚げて引き上げるタイミングを見てる料理人的な感覚です。
拭き取りタイミングが分からない場合は、直ぐに拭き取ってもokだと思います。Graphene意外の製品は、硬化がここまで早く無いかも知れませんね。
こんな感じで、全面施工しましたが、ある意味予想通り、ワックスというよりはガラスコーティングに近い仕上がりになりました。
Mitchel&KingのRolyと比較すると、
1.反射(鏡面的な感じ)は、Grapheneの方が上。反射と映り込みは本当に凄いです。
2.透明度(clarity)は同じレベル
3.濡れた艶は、Rolyの方が上
4.色の深みは、Rolyの方が上。白やシルバーなどの淡色系なら差が出ないかも知れませんね。
5.施工性は、Rolyが上。Rolyは完全に硬化させても拭き取りは、Grapheneよりも全然楽です。Grapheneは拭き取りタイミングに気を使うので、一気に施工できる範囲が狭くて面倒な一面があります。
撥水具合や耐久性、スケールの付き難さは、これからになりますね。
総合的には、Rolyに及ばない結果ですが、Rolyは定価7万しますので、Grapheneと比較は価格的にフェアではないかも。最近Mitchel&Kingは常に30%offみたいなので、実質Rolyは5万円くらいですけどね。
あと、Grapheneは拭き取りのマイクロファイバークロスは、ロングパイルで枚数もかなり用意していた方が良いです。オイル成分が多いのか、タオルが飽和するタイミングが早いです。
因みに、今回も下地処理は、PVD-A06てスケール除去→PUREで油分除去→DIAMOND SEAL(シーラント)→CLOAK(微細な傷埋めと平滑化)をしています。
拭き取りタイミングの難しさが★マイナス1で★4評価ですね。
定価 | 30,800 円 |
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購入価格 | 27,720 円 |
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入手ルート | ネットショッピング(その他) ※waxaddict japanホームページ |
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