NTRクラス 11位/14台
前後に新品のZ1☆を惜しげもなく投入したのですが、結果的には裏目に、、、
簡単に言ってしまえば、灼熱路面に新品Z1☆だとサイドの難易度がぐっと上がってしまい、
ターンで回すことに必死でコース攻略どころじゃありませんでした。
午前練習の3本目までは、サイド引いた瞬間のリアのスライド感が薄いものの、
アクセル多目にして何とか回っていましたが、4本目でフットブレーキを強く踏んでから
サイドを引っ張ってみたところこれが逆効果。フロントが逃げて全く回せなくなりました。
ゴール前に中段を逆走して上り坂の途中で右ターンって言うのがありましたが、
全くフロント荷重が乗らずABS作動してしまう始末。
午前の最後のアタックでイヤ~~なイメージを引きずったまま午後の本番を迎えます。
本番1本目。1分27秒3
そのイヤ~~なヨカン的中。全く初期のスライドが発生せず真っ直ぐ抜けてしまいます。
下段はパイロン間隔が狭く、グリップしてしまった時点で誤魔化しが効かずタイムは絶望的です。
いわゆる「出来たモン勝ち」なコース。サイドに絶対の自信がないので、このコースになった時点で負け確定だったかもしれません。
でもそこで諦めないのが最近のえいりょ~さん。
2本目に向けて、何がなんでもサイドを効かせるべく策を講じます。
車的にはあれをこうしてエア圧をこうして、運転的にはサイドの引き方をもっとこうして、、、、
本番2本目。1分25秒4
サイドが何とか回せた分のタイムアップしただけでした。トップは20秒9、6位は23秒7でした。
グリップで行くべきところでサイド引いたり、サイドが早かったところでグリップで走ったり、戦略的にいろいろ裏目ってましたね。
まあ、こんな日もあるよ、、、、
<よかったところ>
・暑さにめげなかった!!!(笑
・サイドを効かせる為に必死に悪あがきして諦めなかった
・狭いコースをPT、MCせずに走った
・上段のギヤ選択は今までよりも1速多用でリズムよく走れた(タイム的にどうだったのかは?)
・テクニカルコースに対する耐性が上がった
<これからどうする?>
第3戦後のブログで、「イバ戦を追うのは止めようかとこの時は思った」って書いて、
結局今回の4戦も出ることにしたのですが、その理由を書くのをすっかり忘れてました(爆
要は、「結果ばかりを求めるのは止めよう。順位よりも大事なものを身につけよう」と思ったのです。
苦手なコースを避けるより、苦手なりに本番でタイムをまとめる走りが出来るようになろうと考えての出場でした。
僕のMR2は思うにかなりアンダーセッティングです。それに加えてフロントに荷重を乗せるのが下手なので、ICCの路面では進入ブレーキングでどうやってもアンダーしか出ず、
FSWなどではできる進入でリアを動かす事が全く出来ません。
きっとセッティングをICCに合わせて弄ればもう少し良くなりそうですが、そうするとFSWでは大きく挙動が変わってしまいます。
ある特定のサーキットに合わせてセッティングをしたり、走りこむと言うのがそこで行われる
シリーズを勝つために常套手段だと思います。
(本当に腕のたつ人はどこに行っても速いんでしょうが、、、)
ただ昔から僕のスタンスは、いろいろなサーキットで速く走れるようになるべく得手不得手を無くしたい、と言うものなので、遠回りかもしれませんがセッティングは弄らずに自分の走り方でいろいろなところにあわせられる様にしたいと思っています。
実は最近ICCで上手く走れるようになりたくてダンパーの減衰セッティングをAZUR星人さんに相談したりもしたのですが、「(今の自分は)他のところで自分に合う減衰のままで、自分の操作で対応した方がよい」とのアドバイスをいただき、迷いが晴れました。
今回は順位はアレでしたが、2本目で何とか自分なりには合わせる事ができたと思います。
なので、負けてもあまり悔いはありません。
そして今回の結果を受けて、茨城戦の参戦は一旦終了とします。
ここで勝つためには
・ICCに合うセッティングにした上で
・ICCを常連組の倍以上走りこむ
と言うことが必要だとわかりました。でもセッティングは前述の通り全く弄るつもりはないのと、
現状ではICCを走りこむためには他の所で走るのを止める必要がありますが、そのつもりも全くありません。(これ以上走ったら家庭崩壊しちゃう!?)
実は新品のZ1☆の磨耗インジケーターが一日で一個消えかかってるのに凹んだって言うのもあるんですが、、
でもICC攻略を諦めたわけではありませんよ!!テクニカルを磨くために今後も練習には行くつもり。
そしていつかサイドが完璧になったら茨城戦もリベンジするぞ~~~
いろんなことを経験させてくれてありがとう!!茨城中央サーキット!!!
<おまけ>
今回の茨城戦についていろいろな意見がありようですが、僕は総じて肯定的です。
・出来たモン勝ちコース
→ いいじゃん!それが茨城戦なんだから。だからこそ参加してきたのです。
ここが攻略できれば全国どこでもテクニカルは通用するとおもう。
・コース図がわかりにくい。パイロン配置が違う。
→ だったら書き直せばいいじゃん。配置だってコースセッターに聞けば教えてくれるし。
(実際僕はbanegさんに確認しました)
・光電管トラブルでストップウォッチ使用
→ 僕はむしろ光電管を信用していません。KOYOさんの練習会のとき光電管計測なのに
5秒以上ずれてる時がありましたから。
それを防ごうとするとすごく光軸調整がシビアになり、ちょっとしたことで直ぐタイム取れなくなります。
よく光電管がトラブる度に文句言ってる人がいますが、どんなに大変か一度オフィシャルやってみればいい。