本日4/15は、チンクが我が元に来てちょうど1年です。
今まで可愛がってきた愛車を泣く泣く手放し、憧れて手に入れたクルマ。
喜びも戸惑いも驚きも、いろんな感情がないまぜになった1年でした。
イイ面でも悪い面でも、国産車との違いをまざまざと見せつけられ、後悔というかオサーンには分不相応だったか?という考えが、ちょっとでもあったコトは確かです。
それでもまぁ、このカワイイ見た目とそれに似つかわしくない走りの良さは、これからも万難排して付き合っていこうと思えるのです。
以前にもブログにしましたが、まずシートがオサーンの身体に合わないのは大きな残念ポイントの一つでした。これにはオサーンには果たして相応しいモノなのかどうか?という懸念があったものの、以前から興味があったレカロシートの採用というコトで問題解決に至りました。おかげで長時間の運転も快調快調。さすがレカロ! 大枚はたいた価値はありました。
次の大きな残念ポイントは、ホイール関係。
なんとチンクのホイールのPCDは98。
98!
アルファ・ロメオの一部とフィアットの一部しか採用されてないそうです。何故?
調べてみると、世界的にPCDはメーカー毎に独自に採用されているようなのですが、今やこのグローバル社会で何故共通化しないかねぇ? まぁ他のメーカーなんてどーだっていいんですが、とにかくPCD98のホイールなんて、まー選択肢が少ないワケですよ。
おとなしく純正ホイール履いておけばいいんじゃね?と言われればそうかもしれないけれど、スタッドレスタイヤを履かせるホイールだって探さなきゃいけないワケで。そろそろスタッドレスを心配する時期になって、ヤフオクを漁ってみてもお眼鏡とお財布事情ににかなうモノがなく、もーいよいよだっていう頃になって、仕方なく今まで履いていた純正アルミホイールをスタッドレス専用ホイールにするしかなくなったワケです(まぁ何するのにも行動が遅いのが災いの元なんですが)。そして、スタッドレス履いている期間中にサマータイヤと専用ホイールを探す!という、問題先延ばし戦術になったのですが…。
それでもやはりPCD98のホイールは、(お眼鏡とお財布事情ににかなうモノは)なかなか見つからず…。スイフトの形見のO.Z.Racingのウルトラレッジェーラ(当然PCD100)を、スライドボルト(偏芯ボルトともいう。口金の部分が動き、PCDの違うホイールをハブに固定するコトができる。協永産業株式会社HP→
■ そう! チンクはナットではなくボルトでホイールを固定するのです!)を使って…とも考えたんですが、スタッドレスタイヤを装着したお店でも、ディーラーでもスライドボルトは扱ったコトはなく、特にこの先車検時までメンテナンスパックの契約をしてしまったディーラーでは、スライドボルトを使うのはやめてPCD98のホイールを探してほしいとまで言われる始末。協永産業株式会社のHPではイタリアでは普通に使ってるみたいな書かれ方してるのに、フィアットのディーラーでも扱いがないとは? そもそもわざわざスライドボルト使ってPCD100のホイール履かせるんだったら、ハブの方もPCD100にマイナーチェンジするとかしないの? とまぁ、ぶつけどころのない怒りを持て余しグルグル考えながら、それでもヤフオクのチェックをするコト数カ月(新品での購入はお財布事情により却下でした…orz)。
フィアットの上位互換車・アバルトのホイールを流用するテも考えました。PCDは同じ98で、アバルト・500も595も車体自体はチンクと同じだし。でも、純正ホイールは重いのではないかとの懸念が払しょくするコトができず…。インチ数やリム幅の記載はあっても、重さの明記はまずありません。アバルトに比べれば非力なチンクですから、脚周りは軽いモノにするに越したコトはありません。これは、スイフトの時に実感したコトなのです。
チンク自体がカワイイクルマですから、オサーンが普段履かないようなホイールの、オールドカントリーというジャンル(Colin Project→
■)もアリか?とちょっとだけ思ったんですけれど、まがりなりにもグレード名にスポーツプラスと冠するんですから、スポーティなモノでなければ!と思うワケです。
そんなこんなで、ウィンターシーズンも終わりの頃、ようやくお目当てのモノが出品されました。予算から考えると、ちょっとオーバーですが、コレを逃したら次はない!画像で見た限り中古にしてはキレイなモノだ!しかもタイヤ付き!!(←超重要!^^) ライバルとの一騎打ちに競り勝ちました!
それがコチラ!
はい、またしてもO.Z.Racing ウルトレッジェーラ 17インチです!!(^-^v)
バカの一つ覚えの構図と、ロケ地もスイフトの時と同じ某ホームセンターの屋上駐車場(^_^;)
タイヤはPIRELLIのP ZERO NEROの205/40(いやーチンクにはオーバースペックだよねぇ。譲っていただいた方はアバルト・595に履かせていた模様)。
カワイイチンクがちょっとイカツクなっちゃいました。
ふと思って実際にチンクに履かせる前に、ディーラーで使えるボルトとかまさかの事態を確認しておこうと、一応タイヤ付きホイール1本持って行ったんですが…。
まさかの事態発生。
前輪のフロントバンパー側ががわずかにはみ出る、と。保安基準は問題ないけれど、ディーラーとしてはNGだと言われました。でも、カッコイイです!とディーラーのサービスマン(そうであろう!?と自慢したかったけれど、今それは関係ないよね? 気ぃ遣われた?^^;)。
バンパーが絞り込まれるようなデザインだからなのか? 見た目では問題なさそうに見えます。
とにかく、ディーラーではこの組み合わせの社外ホイール&タイヤを装着させるワケにはいきません。
ので、点検にいらっしゃる時は純正&スタッドレスをお持ちください、と。ディーラーから出る時に、NGの社外ホイール&タイヤを装着してるままでは問題あるから、点検時に純正&スタッドレスに装着しなおします。
という着地点を提案していただきました。なんだか前例があるような雰囲気でしたが(^^) まぁ点検の度にスタッドレスを持ち出すのはハッキリ言ってメンドーこの上ないし、またそれをサマータイヤに直すのも手間ではあるけど、妥協するしかないよね。ディーラー側にとっては正直言って厄介な客でしかないでしょうけれど、それでも歩み寄ってくれる姿勢が嬉しいので、ココは従いましょう。お世話になるワケだし。
それにしても、チンクのような趣味性の高いクルマはもっと自由にしてくれても…と思わなくもない。
懸念していた重量ですが…
左がレッジェーラ17インチとサマータイヤ、右が純正16インチとスタッドレス。
約16㎏と約17㎏…。あまり変わらない事実にちょっと愕然。純正も結構軽いんだなぁと。出足は軽くなったイメージはあるけれど、プラシーボなのかも。あと、さすがに「あの」フニャッとする感覚(過去ログ→
■)はなくなったので、安心してステアが切れます。
ホイールに関するドタバタは、納車1年目にしてようやく決着しました。あともう一つ、残念ポイントである、車高をもうちょっと低くしたいかなぁ。リアのホイールアーチとタイヤの隙間なんか、今流行りのクロスオーバー車なの?ってくらいあるので、カッコ悪くて仕方ない…。
Posted at 2024/04/15 18:22:41 |
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