燃料ポンプ交換

以前パーツレビューにもあげたフェールポンプ。最近朝イチの始動が悪いのでずっと疑ってました。1回かかると次はすぐにかかりますが、時間をおくとまたかかりが悪い。
高額なプラグ、イグニションコイルの交換の前にこちらからやってみます。

2列目助手席側を一番前にして、カーペットをめくるとこんな蓋が現れます。
3ヶ所プラスドライバーで90°捻るとロックが解除されます。

すると燃料ホースとカプラーが見えます。
まずカプラーだけを抜いてクランキングし、ホース内の燃圧をなくします。
一瞬エンジンはかかりますが、カプラーを抜いているのでガソリンが供給されず、すぐにエンストします。

外の給油キャップも緩めてタンク内の圧を逃がします。

あとは燃料ホースを抜きます。
写真はカプラー寄りですが、黒いホースが燃料ホースになります。爪を押すと簡単に抜けます。
圧はないですが、少しガソリンが出てくるのでウエスで受けとりました。
8mmのボルト6箇所を外すと押さえているプレートが外れ、ポンプがフリーになります。

ポンプを引き抜きます。フロートが引っ掛かるので傾けながら上手く取り外します。

ガソリンのこぼれと、タンクに異物が入らないように外したあとは、上にウエスでもかけているほうがいいと思います。

新旧比較。右が外したもの。左が今回取り付ける中古ポンプ。
2つともリコール対策のプレートは取り付けされていますね。

次は新しい方のポンプを車に入れていきます。
手順は今までの逆です。

取り付け完了。一番外のカバーはまだ取り付けずに、燃料ホース、カプラー共に繋いだあと、外の燃料キャップも閉めて2、3回イグニションまでキーを回します。
この時にウィーンとポンプがガソリンを送る音がします。

そのあとエンジンをかけるとエンジンがかかります。

あとは数分かけたままにしてガソリンが滲んでこないか確認します。
大丈夫そうなら一番上の蓋も戻し、カーペットも戻せば終わりです。

この作業は火気厳禁です。できれば整備工場でやることをオススメします。
特に冬は静電気も多いので少し怖かったです。

取り付け交換は自己責任でお願いします。