好文亭。

水戸・偕楽園内にある古い建物で、1842年7月に徳川斉昭により
偕楽園の休憩所として建てられたものです。

その名の由来は、
晋（しん）の武帝の故事「文を好めば則ち梅開き、学を廃すれば則ち梅開かず」により、
梅の異名を「好文木（こうぶんぼく）」といったことから命名されたといわれています。
三階にある楽寿楼からの眺望は、
偕楽園のどの場所からの眺めにも勝る景色が楽しめます。

1842年の建物ながら、この当時既にエレベータのような構造で
料理を下階から上階へ運ぶシステムができあがっているのが驚きでした。

昭和２０年の水戸空襲により一度は消失しましたが、現在の好文亭は
昭和３０年から３年かけて復元されたものです。

偕楽園公園は原則として全て入場無料なのですが、この好文亭のみ例外で
大人190円（小人100円）の入場料が必要になります。

＜＜スポットデータ＞＞
名称 : 好文亭
管理 : 好文亭料金所
住所: 水戸市常磐町1-3-3
電話 : 029-221-6570