クラッチレリーズシリンダーグリスアップ　【2024.4.24追記】

購入時からクラッチを踏むと「きーこきーこ」とか、「ギュッギュッ」みたいな音がしていたのですが、最近になり、渋滞などで頻繁にクラッチ踏む状況になると、露骨に動きが渋くなる症状が出てきましたので、先輩諸氏に従ってグリスアップをしてみました。MT車の泣き所だそうです。

バッテリーとエンジンの隙間、赤○部分が対象の部品です。
バッテリーを外さなくても、なんとか作業可能です。

まず作業性確保のため、1.2Lエンジンでは特徴的なサージタンクからフロントバンパー裏に入るインテークパイプを外します。
バンパー付近にあるボルト1本（右の赤丸）と、サージタンク側の爪（左の赤丸）を解除すると引っこ抜けますが、少しだけ知恵の輪の様な感じになってます。

以降写真がありませんが、あとは隙間から手を突っ込んでレリーズシリンダーのエンジン側についているブーツをマイナスドライバーやホースリムーバーを使ってずらします。

あとは、内側にシリコングリスを充填して元に戻して終了です。

試しに踏んでみたところ、異音は止まった様ですが、またいずれ鳴き出すそうなので、暫く様子見です。

【2024.4.24追記】
上記作業後、一度走行したところ、弱冠渋い感じと僅かに音が鳴る状態でしたので、再度グリスアップを行いました。

結果的に、ペーストタイプを手で詰め込むよりもスプレータイプでなるべく奥の方にたっぷりめに散布しつつ、何度かクラッチを踏むか、実走で暫く走って冷却水が冷えた後で再度散布と、何度かに分けて散布するのが効果的でした。

この状態で今の所再発しておりません。