昨日、槍ヶ岳で3人のパーティが遭難し、
全員の死亡が確認された。
GWの北アルプスはエキスパートの世界
で、一旦荒れると厳冬期に逆戻りする。
誠に痛ましい限りの事故で、関係者の方
にはお気の毒としか言葉がありません。
この遭難にはいくつか気になる点がある。
➀なぜ悪天候下で行動したか?
3日は悪天候でしたが、4日は好天が見込まれていた。
各人の休暇の都合だろうけど、仕事より生命ですよね。
②リーダーはいたのか?
春山といっても実質冬山です。このような場合は経験の
あるリーダーがメンバーを統率して行動する必要がある。
ところが、山岳会などではなく、ネットで知り合った者
同士がパーティを組んだという。
多分リーダーが不在だったんじゃないでしょうか・・・
③装備は十分だったか?
晴れれば汗ばむ陽気で、半袖でも行動できますが、一旦
荒れると、あっという間に体熱を奪われてしまう。
3人とも低体温症で死亡しており、寒さの対策が不十分
だったと思われる。
山から遠ざかって20年経ちますが、山の厳しさは変わ
らんですね(--)
Posted at 2021/05/05 07:45:44 | |
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