みんな大好き
「はかるくん」に
可愛い弟ができました!!
なんてね。
ベースは鉄コレの伊賀鉄道860系。
「もしも伊賀線にはかるくん的な事業用車両が投入されたら・・・」
という設定で作った
架空車両です。
実車の旅客用の「忍者列車」は
銀河鉄道999の「メーテル」を思わせる眼が前面に描かれていますが、
この車両は「鉄郎」顔にしてあります。おかげでとってもかわいくなりました。なんと言っても、伊賀と言えば
「忍者」。そして忍者と言えば
「手裏剣」です。本線用のはかるくんは□を組み合わせた模様が側面に描かれていますが、この車両は十文字の手裏剣をモチーフにした柄にしてあります。で、愛称は計測を意味する「はかる」と伊賀忍者をイメージして
「はかるんじゃ」としました。
もうね、
悪ノリというか勢いで始めたネタだったけど、
個人的にはスマッシュヒットです。
むっちゃ可愛い車両になりました。
多分、自分は10年くらい前だったらこういう感じのおふざけ車両は作れなかっただろうな。技術的な問題もあるけど、なにより実車ではありえない世界とか
気分的に受け付けなかったんじゃないかと思う。でもね、この数年の間に
市販の鉄道模型がどんどん特定編成とか初期型とかさよなら編成など時期を特定した仕様とかね、そうやって細かく重箱の隅をつつくような市場になっちゃってるのですよね。そうなればなるほど、ぶっちゃけ
模型愛好家の立場としてはどこかで「疲弊感」みたいなのが増してきているんですね。とことんメーカーの思惑に付き合うのも一つの方法ですけど、いっそのこと
様々な型枠を全て取っ払うのもいいんじゃないかと思うんですよ。その方法のひとつが
「自由に楽しんでみる」という答えだと思う。昔であれば、ユーザーが自分たちで工夫・調査して手に入れるしかなかったニッチでマニアックな編成なんかをメーカーがどんどんやってくるというのは、ある意味では「気楽に楽しめるいい時代」なんだけど、どこかで「何か違う」んですよね。そういったモヤモヤしたものに対する
ズバリの答えにはならなくてもきっかけくらいにはなるかもしれませんね。
ってな、小難しい理屈はさておき、
自分で言うのもなんだけど、
これ、オモロすぎ。
Posted at 2016/05/09 00:15:50 | |
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鉄道模型 | 日記