バブル経済の負の遺産「チバリーヒルズ」

先日、「チバリーヒルズ」に住むオーナー様の愛車を引き揚げに行ってきました。

「チバリーヒルズ」は１９８９年、バブル経済の真っただ中に千葉市内のあすみが丘に建てられた、超高級邸宅街であります。

一戸当たり平均５００坪以上の敷地で、販売価格が最低でも５億円から最高で１５億円とも言われていました。
当初は60件の分譲予定に対して販売されたのは38件だそうです。
正式には「ワンハンドレッド・ヒルズ」ですが、、アメリカの超高級邸宅街の「ビバリーヒルズ」をもじって「チバリーヒルズ」とも言われていました。
当初は観光名所のようになって、一般の見学者も沢山やってきました。

しかし、バブル経済の崩壊で退去する邸宅が多くなり、今では10件ほどの居住でしょうか？
今では人影も全く見えず、車の行き来も全く見られません。

正にバブル経済の崩壊の「負の遺産」でしょう。