納車早々アルミを履き替えた私ですが、
タイヤ空気圧警告システムのTPMSバルブについては取付けしませんでした。
Fスポの様に数値表示までされるのであれば付けても良いかなと思いましたが、
iパケは警告灯のみなので、費用対効果を考えて不要との判断です。
仮に取り付けた場合、純正取付済みのバルブは冬タイヤ用になりますので、
TPMSバルブ\26,000+設定費\8,640で\35,000(概算)くらい掛かります。
というわけで、今やすっかり定番となりつつある
「タイヤ空気圧エラー表示対策用硬質ポリ塩化ビニル製TPMSバルブ封入圧力容器」
を製作しました(^^)
【用意するもの】※価格は概算
塩ビ管φ100掃除口(前澤化成工業㈱掃除口MCO100) \1,000
塩ビ管φ100用エンドキャップ(メーカー不問※JIS規格につき必ず接合できます) \400
塩ビパイプ用セメダイン \200~\500
ゴムバルブ×1 \150
TPMSバルブ×4(純正付属使用)
TPMSバルブのうち1つをエア注入用として使用すればゴムバルブは不要ですが、
出来上がりの形状を考えるとエア注入用バルブは蓋に付けたいのが心情。
蓋にTPMSバルブを付けてしまうと蓋を閉め込む際、容器の中でTPMSセンサー部が
ぐるぐる回るため、封入した3つのTPMSバルブと干渉すると思われます。
TPMSバルブ4つだけで済ませたい場合、エンドキャップ側に孔を開ければOKかと思われます。
左がエンドキャップ、右が掃除口です。
掃除口の蓋にはゴムパッキンが付いているので、エア漏れしない構造になっています。
写真でわかる通り、蓋に13mm程度の孔を開けました。
金属用ドリルφ10でグリグリやればOKです。
孔が大きすぎると「キャップ付きゴム弾射出装置」になりかねないので必要最小限の孔開けとします。
ゴムバルブを蓋裏からぐりぐりと押し込みました。
エンドキャップと掃除口の接着の際は専用ボンドを使用しました。
ボンドの塗布不足による空気漏れが無いよう、かなりたっぷり使用して接着します。
TPMSバルブを入れてみました。サイズ的にピッタリ4個入ります。
容器の中でカラカラと動くのも嫌なので、実際は軍手で包んで封入しました。
完成(^^)
必要最小限の大きさです。
コンプレッサーにてエア注入しましたが、容器が小さいので0.2秒程度で所定の空気圧に達します。
このまま2秒くらい入れ続けると多分ワタシはこのブログを書くこと無く今頃病院でしょう。
基本的にこの装置は内部圧力により容器が破損した場合、怪我人不可避なシロモノです。
そのため最小限の内圧、とりあえず150kPaで警告表示が消えるか確認してみましたが警告表示は消えませんでした。
で、結局は所定の240kPaまで注入しました。
写真では解りづらいですが、容器の底面が少し膨らんでいます。
安全性を追求するなら延長は長くなりますがφ65にしてボールキャップを使用すべきかも。
【参考画像】φ65ボールキャップ
容器の配置場所はスペアタイヤOP車ならここがベストですね。
不要になった布製お弁当箱入れに入れるとサイズ的にピッタリでした。
そして車のエンジンを掛けると・・・あら不思議。リセットも何もしないのに表示が消えました。
何度も書きますが、この内部圧力容器は扱いを間違うと不測の事態が生じます。
同装置の製作を検討されている方はくれぐれも気を付けて下さいね。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2014/09/18 20:44:05