はいぺりおんのブログ一覧

EVOマガジン（Vol.160）のクリス・ハリスによる記事です。彼によれば、上のタイトルは横向きドライビング（写真）のためのレシピなのですね。

欧州でも大排気量NA、MTで後輪駆動のセダンは絶滅が危惧されているとのこと。
究極のバトルとして、The OriginalたるE39M5に対して、新世代の2台が挑みます。

そうなんです、この5ページばかりの、それも一部しか登場しないのに、E39M5が出ていた故に雑誌を買ってしまいました。

1台目はポルシェパナメーラS。もう一台は、ヴォグゾールVXR8　GTSです。

パナメーラは、MTであることによって、より小型で反応の良い車に思えるそう。
VXR8は、6.2リットルのコルベットのエンジンのデチューン版を搭載しているとはいえ、ドイツ勢にはスピードでは劣り、ダッシュの造作も負けているようですが、ドライバーをとりこにするようなドライビングで対抗できるとのこと。

パナメーラのギアシフトは優れものの上、ギアレシオも完璧、スロットルレスポンスもしびれるばかり、排気音もRS4.0に次ぐ最良の量産車であるものの、唯一の欠点は、LSDが無いこととされています。

たまたまでしょうが、パナメーラの4.8リットルV8と4.9リットルのM5のエンジンの出力とトルクは同一です（394ｂｈｐ、369ｌｂ・ｆｔ）。

最終的な評点は、パナメーラ星4.5個、VXR8は星4個、E39M5は、星4.5個でした。

F10のM5がE39に比べてはるかに優れることは疑いなく、メルセデスのMCTトランスミッションが実際のドライビングにおける技術の勝利なのは間違いなくとも、高速セダンの世界でも、「簡素さがよきこと」でありうることを思い出させてくれるのはうれしいことと記されています。
E39M5はa total joyだと。

このようなセダンの先も長くないと思えるなか、楽しめる間に楽しんでおくのが良いようです。

ポルシェのセールスマンが残存価値を理由に、PDKを進めてきたとしても、最良のパナメーラはMTとの言で締めくくられています。

余談ですが、この雑誌の別の記事にあったのですが、991のステアリングは油圧ではなく、電動（ZF）のようですね。

プリウスのインプレが、Webcgに出ていました（関連資料）。その中で気になった部分が、下記の引用部です。

（引用）
αを含め、プリウスには何度も乗ってみた。非常によくできたクルマだとは思うが、正直に言って、ここまで人気が高い理由はわからない。にもかかわらず、プリウスの売れ行きは言わずもがな、αも長いバックオーダーを抱えていて、今から注文しても納車は来年の4月以降になるようだ。なにかこう、 ハイパワーだのV8だのポテンザだの人馬一体だのと、自動車メディアが何十年もかけて扇動してきた従来の（旧来の!?）価値観を市場があざ笑っているかのようだ。もしかして僕だけ気づいていない魅力があるんじゃないかと、気が気じゃない。
（引用終わり）

プリウスは、タクシーに乗っただけで、運転した事はありません。それでもの申すのは大胆すぎると思いますが、やはり、プリウス＝ハイブリッドという先進イメージの影響が大きいのではないでしょうか。

内燃機関が、発明されて100年以上、レシプロエンジンは連綿と改良を続けられながら存続して来ました。自動車の世界では、その間に築かれたヒエラルキーが未だに続いていると言えると思います。外から見た場合に代わり映えがしなくなっていたとも言えます。

この時に大トヨタから現れたのが、電気モーターと内燃機関を組み合わせて燃費低減を図ったプリウスでした。折しも地球温暖化とその悪役として登場した二酸化炭素削減がいわれ、実際に走らせてみれば、少なくとも日本の半渋滞の運転環境の中では燃費とすくなくとも表面上の二酸化炭素削減には有効でした。

「地球に優しく」、かつ今までのクルマのヒエラルキー外にある「先進技術」のクルマは多少高価でも「カッコいい」わけです。
それに加えてハリウッドスターをはじめとして「セレブ」な方々が乗っているとのイメージも有効だったと思います。

さらに種々の媒体での取り上げられた頻度の効果もあるのかも。
そもそもこのWebcgだけでも、６月半ば以降、４回もプリウス及びαのインプレ記事がありますね。
その間、たとえばデミオSKYACTIVのインプレ記事は１回でしたw。

（追記：８/5）
この記事などを見ると、良い点が窺われます。さらに、減税なども後押しの要因だったかもしれません。

しばらく前にディーラーさんで、カーケア製品のカタログであるOriginal BMW Care Productsなる冊子を眺めていると、随分とアイテムが増えていることに気付きました。

その中に、コックピット・ケア・ウエット・グローブとレザー・ケア・クロスなるアイテムに目が止まります。
前者は、「コックピット回りのクリーニングおよびケア用特殊クリーニング・グローブ（２枚入り）」、後者は、「滑らかなレザーのクリーニングおよびケア用特殊高品質マイクロファイバー・クリーニング・クロス（２枚入り）」という嬉しくなるような惹句です。

普段、内装のクリーニングをするのに確立した方法をもっていない迷い人には（←単に掃除をさぼっているだけ）、涙が出そうな嬉しいアイテムです。
お値段も、おのおの７百円弱。しかもそれがサマーキャンペーン中なので20％オフです。早速試してみることにしました。とはいえ、その場で手に入った訳では無く、お取り寄せとなりました。

受け取りに出かける際にSES（SERVICE ENGINE SOON)ライトが点灯したのは、先のブログの通りです。
いずれも容器はただのプラスティック製の袋です、中の薬品を含んだ湿り気を逃がさないようにカバーを再貼り付け出来るようになっています。

レザーケアの方は、15cm角ほどの小さめの不織布？でした。多少の湿り気がありますが、拭いても殆ど湿らない程度です。小さめなのであまり大面積には使用できないようです。取りあえず前の二つのドライバーズシートと助手席を拭いてみます。多少しっとりとした仕上がりになるようですが、汚れが驚くほど取れた！と言う訳ではなく、定期的に（数ヶ月間隔？）に日常的な拭き取りを行うのに適しているように思えました。

コックピット・ケア・ウエット・グローブの方は、これも不織布？製の親指無しのミトンのような形で、２枚重ね。間に手を入れて拭くようになっています。こっちの方は、湿り気がレザーケアより多く、シボのある面では良いのですが、フラットな面では濡れたようなムラが出易く、しかもその濡れたような感じがそのまま残るような仕上がりになるようです。隅などはどうしても手が届きませんからね。少々濡れたような仕上がりは好みがあると思えます。

思い起こせば、Griot's Garageのウエット・インテリア・ワイプスの仕上がりに似ているかも。
鏡面のウッド部分も、一面に触るのが難しいので、濡れたところとそうでないところが残ってしまいます。あまり目立ちはしませんが。と、いうことでこちらはシボのある所で使うのが良さそうと思えます。フラットな部分はクリーナー＋水拭きが良いのかも。どんな布が良いのか？ですが。

ディーラーへ出かけようと、エンジンを掛けると、見たくない事では最右翼のCHECK ENGINE LAMP点灯していましたorz

最近では、昨年の４月に点灯していて、毎年恒例の？事象となっています。クルマも行き先を見てますねw　注意すると、心無しかアイドルがラフなように思えます。

到着後、早速診断してもらうと、エキゾーストカムシャフトシャフトセンサー（CPS：バンク１）の故障記録が残っていました（関連資料：項目６のパーツ番号８、９）。
しかたがないので、部品を依頼、到着次第交換する事に。

一応リセットを掛けてもらったので、ディーラーを出る時には消灯していましたが、出先で一度駐車して走り出すとしばらくして点灯しました。
交換必至です。都合４個のセンサーのうち、交換はこれで３個目ですw　2.5諭吉ほどの物入りですw　
ま、あと１つ残っているので楽しみですね（汗）。

(写真は本物のランプではありません）

徐々に試乗記が増加中です。
今回はMotordays。ワインディングにおけるグリップが不満のようです。タイヤが専用だから？