ここのところ猛暑日が続きますねえ。
そんな中、いよいよFITの熱対策の為の温度データ収集が本格的になって参りました。
先日、都心部の猛暑の中の渋滞時のデータです。
気温33°くらい←『メーター読みで』
エンジンオイル『カストロールEDGE 0W-20』
J,sレーシング ローテンプサーモスタット使用
電動ファンスイッチ ON-85℃設定 OFF-80℃設定
CVT 常時Dレンジで一般道を走行
一般道1時間程の渋滞。エアコン常時ONでフルオート23℃設定
エンジンオイル温度、max 88℃ (デイトナテンプメーター読み)
CVTフルード温度 max 85℃ (デイトナテンプメーター読み)
ウォーター温度 max 85℃ (ランマックスメーター読み)
通常走行時の平均としましては、エアコン常時ONでフルオート23℃設定で、
エンジンオイル温度、 平均80℃位 (デイトナテンプメーター読み)
CVTフルード温度 平均70℃位 (デイトナテンプメーター読み)
ウォーター温度 平均75℃位 (ランマックスメーター読み)
この時は、燃費走行に心掛けていました。(CVT 常時Dレンジで走行)
今回の条件としましては、
一般道をエアコン常時ONで、CVTはDレンジで燃費走行(一般的な流れに乗った走行)
夏場の一般的な使い方とう言う設定。
それとDレンジとしたのは、DレンジとSレンジではCVTフルード温度の上がり方が極端に差があるからです。(春頃に走行した際のデータ)
Sレンジでちょっとだけ熱い走りをしただけでアッと言う間にエンジン油温CVT油温ともに100℃近くまで上昇してしまいます。(春頃に走行した際のデータ)
Sレンジで燃費走行しても、Dレンジで走行した時より温度上昇率は明らかに違います。
(春頃に走行した際のデータ)
現時点でのデータを見る限り、夏場でもDレンジで普通に走ればオイルクーラーは必要無さそうです〜。でも、Sレンジで走るのであれば、オイルクーラーは必要かも。
と言うのも、熱い走りをしてエンジンオイル&CVTフルード温度を100℃以上に上げてしまうと意図的にクールダウン走行をしてもなかなか下がってはくれません。この状況で渋滞にでも巻き込まれたらオーバーヒートする事はありませんが、電動ファンは回りっぱなしでバッテリーが心配になります。しかも、エアコンの冷え具合も悪くなりますから精神衛生上良くありません。さらにエンジンの燃料補正とCVTフルードの粘度低下?による駆動伝達ロス?のようなものも感じます。常に美味しい加速力をキープしたいのならエンジン&CVT共にオイルクーラーは必要かもしれません。
エンジン&CVTオイルクーラーを導入するなら、冬場の事を考えるとサーモスタットは必須になりそうです。車種問わずいろいろな方々のレビューを参考にするとサーモスタット入れても冬場だとオーバークールになりやすいそうです。低温時、油路が閉じていても(正確に言うと圧力弁が開いていても)オイルクーラーに溜まっているオイルが影響しているらしい。オイルクーラーの大きさ(カロリー)バランスが重要になってきそう。おそらくは何回かのトライ&エラーになりそうですねえ。
サーモスタットを入れた際のオーバークール対策としては、常に『熱い走り!』をすれば良いかも!←主旨がおかしくなっている・・・。
Dレンジで普通に走っていれば、各々の温度が極端に上がる事は今のところ無さそうです。他の車種の温度管理状況を調べてみると、オイルクーラーを入れても110℃とか、120℃とか油温上昇に悩んでいる人を見るとFITの場合の様にストリート走行で100℃そこそこは可愛いものかもしれません。
この夏は、データ収集に専念。
オイルクーラー導入はまだまだ先になりそうです。←入れる気らしい。
今回は長文だあ〜。
さあ、仕事しよ。
Posted at 2009/08/14 10:36:20 | |
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