クラッチペダルストッパー(？)の交換・・・その２

まず例外なく潰れてしまっている(らしい)エリ・エクのクラッチペダルストッパー。純正は結構柔らかい感じのプラグ状のゴム部品ですが、思い立って自作してみる事にしました。

クラッチペダルストッパーの取付け穴は画像の様に皿もみ状になっています。

ストッパーの取付け穴にはM6のボルトが通るので皿キャップを当ててみると、頭がわずかに突き出します。後で出てきますが、これが今回の工作では重要なポイント・・・と個人的に思っていて、もし突き出さない様ならテーパー側を嵩上げ等するつもりでした。

で、ここ、何せ「ロータス」なので、このあたりの加工の具合に個体差がある事が想像されますので、ご確認は各自でw。

素材です。

M6、首下10㎜ほどの皿キャップボルトと、ホームセンターで見つけた手頃なサイズの水道用パッキン。
イイ感じに硬くて、更に真ん中に空いている穴、これがまた有用なのです(＾＾)。

皿キャップの頭がしっくりと収まる大きさで、パッキンを1㎜ほど丸く彫り込みます。

皿キャップとの組み付けは接着、の計画ですが、平らなままではペダルが当たった時の様々な方向の力を接着剤だけで受け止める事になり、剥がれ易くなるのではないか、と考えました。

この彫り込んだ部分に皿キャップを入れ込む事で、せん断方向の力を皿キャップの頭のエッジと彫り込みの壁が受け止めてくれて剥がれにくくなる事に期待、です。

また、クルマに組んだ時に皿キャップの頭が少し突き出る状態でないと、締め込んだ時に接着が剥がれる方向の力が掛かってしまいそうなので、このはめ込む分だけ突き出ている事、が個人的にはキモ、でした。

柔軟性がある、と謳っている瞬間接着剤で接着(・∀・)。
接着前の脱脂は入念に。

結構がっちりくっついている感じです。

また、露出しているネジ部は錆の抑止の為に染Qで軽く塗装しました。

組み付け。

ストッパーがついているブラケットの裏側とシャシーの間にはぎりぎり、薄めのスパナが通る隙間があります。
表からはパッキンの穴のお陰で六角レンチを使えます。

作業事自体は簡単ですが、知っているだけで4人中4人が「最悪な」「決死の」「極限で」「覚悟が」といった様な表現をするエリ・エクのペダル周りのアクセスの悪さが難易度を無駄に上げていますw。

クラッチペダルのアームが当たるとこんな感じに。

(潰れた?)純正や、これの前に付けていたプラリベットより少し厚めなので切れ側のストロークが減りますが、エンジンをかけてクラッチを踏んでシフトし、きちんと切れている事を確認しました。

さて、いつまでもってくれるかなぁ・・・w。