ホンダN360の思い出
投稿日 : 2014年08月16日
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これは、私が小学生の時に親戚一同で大分へ旅行に行った時のものです。
写真の場所は高崎山。
前を歩く身内を親父が撮影したものと思われます。
親戚が何かで集まった時など、必ずこの話が出ます。
うちの身内は商売人が多かったので、忙しい中みんな揃って出かけた旅行だったこともあり、よっぽど思い出深かったんだと思います。
たしか、親父がマイクロバスを運転して大分まで行きました。
現地に着くと地元の友人と合流し、観光案内をしてくれました。
その時に友人が乗っていた車がシルバーのホンダN360でした。
写真にちょこっと写っている車です。
親父は、独身の時にN360でレースをしていたこともあり、かなり気になったようでした。
友人曰く、「手放してもう少し大きめの車にしようと思っている」とのこと。
別府などの名所を観光中、なにやら友人と商談している様子でした。
楽しかった旅行から帰った数日後、陸送にてこのN360が我が家に到着しました(笑)
2
外観はこんな感じでした。
今でも十分通用するデザインだと思います。
内外装ともキレイに整備されて、子供だった私も程度がいい車だとすぐに分かりました。
当時、お袋は運転免許は持っているものの完全なペーパードライバーになっていました。
それを克服するべく、親父がセカンドカーとして格安で購入しました。
それから、親父指導のもとお袋の自動車運転練習が始まりました。
場所はどこだか忘れましたが、舗装もされていないだだっ広い所でした。
車はもちろんマニュアル。
私は後ろの席にすわり、エンストやカクカクブルブルを経験(笑)
ハンドルのきり方やバック、坂道発進etc...
今思えば、自動車学校と同じようなことをしていました。
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リアのテールランプがイイ!
当時は、安い車でも細部まで手を抜かず、デザインが本当にすばらしいなぁ。
各メーカーのこだわりが感じられますね。
このN360は、我が家のセカンドカーとして買い物や移動に大活躍でしたが、お袋はあまり運転する気がなかったみたいで、しばらくして手放すことになりました。
もともと程度が良かった車でしたが、親父が手入れをしていたこともあり、すぐ買い手が見つかりました。
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スッキリとしたインパネ。
最近の車にはない走りを感じさせてくれます。
旧車でも昭和40年代の車は特にカッコいい。
快適装備は、ラジオ以外無かったような気がします。
ずいぶん前の事ですが、車内の雰囲気はよく覚えています。
5
シートも黒で快適とはかけ離れた無骨さです。
でも、今思えばこのシートは私の理想でした。
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キャラメルを食べながら座っていたリアシート。
独特の匂いと座り心地は、今でも覚えています。
決して広くはなかったけど好きな空間でした。
7
休みの日には、親父が洗車と手入れをよくしていました。
ボンネットを開けて、エンジンの点検をしているところを一緒に見るのが好きでした。
エンジンルーム内にスペアタイヤとパンダジャッキが格納してあるのを見て、まだ小学生だった私もビックリしました。
昔の車は車格も小さく、余ったスペースを有効利用した結果なんでしょうねぇ。
私は、最近の車にはありえないことが当然のことのようにある旧車が大好きです。
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