トゥデイ　ターボ（Ｆブレーキオーバーホール）

トゥデイのターボ化に伴いブレーキも強化しようとフィットのフロントブレーキを付けました。
手抜きして購入したままの状態でそのまま取り付けたのが仇になりまして左側のブレーキが引きずりを起こしてそのまま使用することが出来なくなりました。
そこでブレーキのオーバーホールです。
ブレーキホースをバイスプライヤーかシャコ万等でつまんでオイルが抜けないようにした状態でキャリパーのベースからキャリパー（シリンダー）を取り外します。

ブレーキのピストンを抜く為にオイル穴からエアーガンでエアーを入れます。
エア圧が高いとピストンが勢い良く飛び出すのでエアーレギュレーターがあればエアー圧を下げた状態で作業した方が良いみたいです。
またピストンがいっぺんに飛び出さない様にわずかなスペースを作りながら段階的に出しました。
特にピストンが固着していた場合など固着が外れた瞬間に勢いよくピストンが飛び出すので気を付けた方がよいです。

結局エアーでピストンが抜けなかったのでオイル穴から真鍮の棒で叩いて押し抜きました。
固着原因はピストンのダストブーツ側が汚れの固着でした。
ピストンは汚れを落とし1500番程度の耐水ペーパーで周方向作動に対し直角方向に磨きます。
作動方向に磨くと磨き傷がオイルの通り道になりオイル漏れの原因になります。

シリンダー側も汚れは耐水ペーパーで地道にゴシゴシするか真鍮製の回転ワイヤーブラシで「ぐいーん」とやってしまいます。特にピストンシールとダストブーツの取り付け溝は念入りに清掃します。

専用グリスをシール類に塗って組み付けます。

ピストンを入れます。
新品のダストブーツは固いのでなかなか入りませんブーツ自体も薄い部分もあるので固い物（ドライバー等）で押し込もうとすると破れたりするのでひたすら指でいれた方がよいです。
たぶんディーラーさんなどは専用の工具があるのかなと思います。
このピストン入れだけで１５分程悪戦苦闘しました。
後は元通りに組み付けてエアー抜きをして終了です。

ブレーキキャリパーのオーバーホールついでになんちゃってブレンボー化！
ブレンボーさんごめんなさいダミーでしかもパクリ商品のカバーを付けさせてもらいました。（シリコンコーキング材で接着）
よくこんな商品が堂々と売られていることに関心します。
でも気分はブレンボー！

ホイールを取り付けてみました！
カバーとホイールとのクリアランスは1ｍｍ弱！
当たった時は当たった時！