先日の全日本「タカタ」ラウンドで非常に興味を引いた走りがありました。パドックが、モトクロスコース付近であったこともあり、スタートと2回通過するイン側とアウト側の左コーナー付近で他車の動きを観察してました。注目したのはN-2の走り。正直言ってコーナリングスピードは遅い。いや、早く走れないんです。軽自動車と比較的車高の高い4WDの車両にとって、左コーナーは鬼門です。運転手側に荷重が乗っており、左車輪でほんの5cmのギャップを乗り越えただけでインリフトします。下手げに右車輪が轍に引っかかると・・・・転倒は間違いなし・・・・最悪です。ところが、流石は全日本。皆さん「ギリギリ」のスピードで通過していきます。スピードは早くないものの、イン側のタイヤは浮くか浮かないか・・・・。素晴らしい。特に、"カントリー師匠"さんの走りは絶妙そのもの。アルトにとっては非常に辛いコンディションだったと思います。「そう言えば、"カントリー師匠"さん、ミニサーキットも練習してたなぁ・・・・。」ダートで「G」を溜める走りは非常に怖い物があります。そこには、常に「転倒」の恐怖が付き纏います。自分の場合、「G」を溜めていく心算だったのですが、久しぶりのハイスピードで抉って流していたのに気が付きました。(無意識に、マージン作っていたんですね。)ブラックマークが着くような、硬質ダートに成れば成るほどジムカーナ的な走りが要求されます。ダートだけでなく舗装も練習しなくてはベストの走りは出来ません。(コメント書きながら反省中。)