悩みに悩みました。
今の車に大いなる愛着はあるし、これと言ってほしい車もないし…しかし、次回車検までには結論を出さなければいけないので、残り1年となった頃より徐々に検討を重ねてきました。
まずは乗り続けるか、買い替えるかの問題。
幸いにも妻は車趣味への理解はあり、家にはもう一台車があるので2シーターの継続についても大きな問題は無し。乗り続けるならそれでも良いと言ってくれていました。
ゆえに、生活スタイルとの兼ね合いからすれば趣味を諦めずに済むという状態ではありました。
しかし、16年24万キロ超のZは今のところ機関良好であるものの、左右フェンダーやシャーシの錆、塗装の剥離など、年には勝てない劣化が日に日に加速している状態でした。
写真:西吾妻スカイバレーにて
仮に次回車検を通すことを考えると、さすがに錆で膨れたフェンダーや剥げたルーフ、ボンネットをそのままでは申し訳ないので直すとして、あと5年くらいは乗りたい。しかしその間にはクラッチ交換、パワステポンプ交換、触媒交換はおそらく必須になってくる(すべて新車時から無交換)。
一通り整備して、もはやレストアの領域へ突入すべきか…そうなると、もはや引き際を失い、一生乗り続けることになりそうだな、それも良いかなと思いながらも、やはり度を超えると小市民としては生活に悪影響を及ぼしかねません。ましてや車庫もなく、自分自身は整備士の資格もない訳ですから、自分で直せず、さらに今後部品の欠品も順次出てくると考え、次回の車検までに後継車を見つけるという選択肢へと進むことになりました。
なんだかんだで、今後もしばらくノートラブルかもしれないなあとも思ったりしましたが、ゆっくりと次のマシンを探せる時間が作れるというのもなかなかない事だしなあと思いつつ。
写真:秋元湖畔にて
しかしまあ、思い返せば実に大当たりな個体であり、大きなトラブル無くここまで走ってくれたことには本当に感謝です。一見維持費のかかりそうな車ですが、
燃費や部品代なども大した負担にはならなかったです(運がいいだけかもしれませんが)
ということで、寂しさを引きずりながらも、いざ車探しを始めることになりました。
そこに至るまでにはこれまた紆余曲折があり、さらに長くなるので詳細は次回以降に書くとして、
結論としては・・・
まさかの…
引き続き「MT」かつ「後輪駆動」!!
そして、人生初の「TURBO」
のマシンに決定しました。さすがに今回は4人乗りです。
最終的に少し予算オーバーではありましたが、走る楽しさ重視の選択肢に落ち着きました。
いやはや、またしてもマニアックな世界へ突入してしまった感があります。妻の理解にも感謝です。
(リアルの知合いには大分ネタバレしてますが、まだ秘密ですヨ!)
今は納車までの期待よりも、正直Zとのお別れを考えるとさびしい気持ちが上回っています。
直せば乗り続けられるかもなあ~と思ったりもしながら、人や動物と同じで機械の寿命もいずれ来るもの。これまで十分に活躍してくれたことに感謝しながら、残りの日々を大切に過ごしていきたいものです。
写真:日本海沿いにて
(これまでの感謝の旅として、先月は2,800kmの四国ツーリングをしてきましたので、その写真もぼちぼち載せたいと思います。)
Posted at 2018/11/08 22:51:56 | |
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