Off Vhicle

私は都会と田舎の両方に生活拠点を持っていて、田舎での生活も良いところがいっぱいあって気に入ってはいるのですが、一つ大きな懸念があってそれはやっぱり極端な”車社会”だというこですね。

車はそれ自体が魅力的なものだし、田舎の生活が便利になった大きな原動力であることは認めますが、便利に使っているつもりがいつの間にか支配される立場に追い込まれてしまったようです。

- 車がないと病院にも買い物にも行けない。歳だろうが人に迷惑をかけようがなんとしても乗り続けないといけない強迫観念
- 仕事を始めにもまずは借金して車を購入。以後エンドレスループ
- 稼いだお金の多くが車に持って行かれる。老後も年金生活では安全装備の充実した車を買いたくても買えない。下手すれば任意保険にも入れない。けど車は必要
- 車を買う金はあっても家の耐震化にはお金をだせない。安心して暮らせない
- 事故など、なんからの要因で免許停止などなったらもう大変。その恐怖心とストレスは半端ではな無い
- 車に関わる時間も実は結構もったいない

歳を取ったら免許返納などとほざいてるやつはオレに死ねって言ってるのか、と半ば逆ギレになるのも理解できます。


ネットスーパ－、ドローン配送（定期配送でも可)、ライドシェア、自動運転、コミュニティバス、在宅勤務／リモートワーク・・
必ずしもみんなが車を持たなくても生活できる材料はそろいつつあるし、今使いにくいものも需要が高まればどんどん改善は進んでいくでしょう。

車が無くても、むしろ無い事が低コストで安心して暮らせる社会になれるかどうかが日本の行く末を左右してしまうほどの大問題になりそうな予感がします。


都会はゴミゴミしてるしどこに行っても人が多いしウンザリすることも多いですが、車が無くても問題なく生活できますし車に関わるお金も使わなくて済ませられるので経済的にも精神的にも楽ですよね。
（逆に言えば車がなくても安心して暮らしていければ田舎はサイコー）