点火プラグ・プラグコード交換

昨年7月に買ったまま交換してなかったプラグとコード。やっと交換した。
プラグ：BKR6EKB→BKR6EIX-11P（ストック番号2574）
プラグコード：ストック番号8725(同じ製品)

交換作業にあたり、イプサムはカウルが庇のようにヘッドカバーの上まで来ているので、短いエクステンションを連結して使い、引き上げる途中で分割しないと、つっかえてしまう。また、締め付けトルクを守る関係でトルクレンチ用のサイズを変換するアダプターを用意した。
締め付けトルクは25～30Nｍ。
手持ちのトルクレンチでギリギリ下限値。

外したプラグ。9年7か月、ご苦労様。
左から1番。どれも中心電極が痩せている。
3番はネジ部分がオイルで汚れていた。3年前のエンジンオイル漏れの時の名残だと思う。
4番は他の3本に比べて黒かった。燃料噴射量過多だろうか？

プラグの新旧比較。

プラグコードのイグニッション側のダストカバーを外すには側面のツメを手前に引くのだが、3番コードのカバーだけ他のと逆向きに付けてしまっており、(やったのは9年前の私です)、狭くて指が入らず、やむを得ず割って外した。プラグ側の電極も「庇」につっかえながらセットする。
全体的にこの時代のクルマのエンジンルームは、従来のプラットフォームに上屋だけ新しい思想のキャビンを置いたパッケージなので、そのツケがエンジン側のレイアウトに影響してしまっているので、整備性は良くない。
修理工場の方々、いつも有難うございます。

コードも交換完了。新しいコードだと見栄えが良い。
外し始めてからビフォアーの写真を撮ってなかった事を思い出したので中途半端な画像になってしまった。

この時代の3S-FEは、ダイレクトイグニッションを採用しているものの、イグナイターはデスビの跡地に付いているので、プラグコードが存在する。その後、イグナイターは各々のプラグの頭に付くので、コードが不要となる。まさに過渡期の風景だなぁ、などと思いつつ眺める。