ブーストソレノイド交換

新旧ブーストソレノイドです。
上が新車から
下が純正OEMのPIERBURG製です😊

簡単に外せるリアターボ側から。
カプラーを外します。
青矢印方向にロック解除させます。

上下に10mmナットがあります。
写真は上側

子ラチェットがあるとやりやすいかもですねー😊

下側はブラインドになっているので若干外しにくいです。

ナットは全部外すと面倒なので少し頭が掛かった状態にして、ソレノイド本体正面から手前に引き出し上に持ち上げると簡単に取れます😊

フロントターボ側は、エクスパンションタンクをずらさして作業しないと厳しいです。
二ヶ所のネジと下側に爪があるだけですので簡単に外せます。

あとはリアターボ側ソレノイドと同様に外していきます😊

ブーストソレノイドの構造です。

上側:ブースト無し時
下側:ブースト有り時

タービンウェストバルブの開閉でブースト圧を逃したりしてます。そのバルブを負圧の力を使い制御してるのがブーストソレノイドです。

ブーストソレノイドがダメになる時は、中のピストンが穴が開く、ピストンロッドがダメになる、コイル等がダメになり、ウェストゲートへの負圧コントロールが出来なくなります。

壊れているかの確認をするには、この絵の通りに、ブーストソレノイドからウェストゲートに繋がる負圧ラインに負圧計をかまして、負圧値を確認します。

30FFエラーの場合
ソレノイドだけの要因ではないですが、ブーストリークが壊れてウェストゲートバルブが閉まらないかの確認はこれでできます。

30FCエラーの場合
ほぼ間違えなく、ブーストソレノイドの異常です。常に負圧が出てしまいウェストゲートバルブを閉じにかかります😅

私の場合は、30FFですが、複合的要因でいろんなところがダメでした。

直しては、他が壊れ、、最初からブーストリーク調査して直して、、、を半年間やり続けてました😅

負圧を自分で作れるツールもあるといろいろ便利です。
ウェストゲートアクチュエータが壊れてるかも確認できますし、負圧漏れも確認できます

写真は8番目の内容を実際に繋いだところになります。