TE-71燃料ゲージ修理

昨年10月のレストア作業になります

燃料タンク内部の錆取り作業は終了しましたが、ガソリンを入れてみると、燃料計が全く動きません

約１０リットル入っているのに「EMPTY」以下を表示しています

なのに、燃料警告灯も点灯しない

燃料ゲージを外してみると、酷く錆びていました

画像は、錆びてしまって、計測しなくなった燃料ゲージを分解した状況です

燃料の計測は、フロートが上下することによって端子が裸線コイルをスライドし、抵抗値が変化するようになっています

しかし、錆びでコイルの露出も悪くなり、端子可動部分も動きが渋くなっています

ひたすら磨きます（笑）

なんとかコイルの接触部分が金属らしくなってきました

この状態で抵抗値をテスターで計測したところ、ちゃんと抵抗値が変化するようになりました（＾＾）

それから全体の錆び落としを丁寧にします

鉄板がすごく薄いので、あんまり手荒にすると穴が開きそうで怖いです（笑）

最後に端子とコイル部分を除いた部分にグリーススプレーをしっかり噴射してグリースだらけにしてやりました

気休めに外側にもグリーススプレーを～

修理の結果、針が動いて、約10リットルの燃料を正常に示すようになりました

ちなみにTE-71用の燃料ゲージは1万円以上するので、直って良かった（＾＾）