原チャリ小僧 最終章 足周りブレーキ篇
1
エンジン周りより
パーツの選定に時間が掛かったのは、この項目でした。
まず、ビーノは全車ドラムブレーキで、これが全く止まらない。。。
ディスクブレーキ化にはJOGのSA39Jから流用しているケースが多い。
必要部品はフォーク、ディスクローター付ホイール、ブレーキキャリパー、油圧マスター、スピードメーターのワイヤー。
これらの流用セットは割と高額で取引されてました。単ににディスク化するだけなら、それが1番簡単。しかーし、そんなツマらん事を自分はしないぜよ。これが選定を悩ませたきっかけだったりします。。。
。
2
まず、キャリパーはブレンボを使いたい。
そして純正フォークを使わず、アフターメーカーのフォークを使いたい。
この二点を掲げましたが、SA39J用のアフターメーカーのフォークは皆無。。。
更にブレンボを装着するキャリパーサポートの製品も無い為、自作しないといけない。実際ジュラルミンを削り出して装着している例も有りました。硬い硬いジュラを削るなんて面倒な事はしたくないわさ。それも純正フォークによ。。。
3
何か無いかと探究したらJOG用倒立フォークを発見!これ面白いジャマイカ!と発売元に問い合わせたら、コロチンで輸送ルートが頓挫して納期未定。。。
更には3yk型という2st時代のJOG用で装着出来無い例も有った。なぬ?
どうやら内径25ミリと26ミリの設定が存在し、ステムごと移植しないと装着出来ない。
じゃーステムごとやるか?と調べてみると、クズみたいな古いパーツが流用出来るステムだと高いことよ。更にハンドルロックの穴位置が違うから広げる加工しないとロック出来ない。加工したら半分以上削るので強度が不安、加工しないとハンドルロック出来ないから盗難されるし却下。
ではフォーク内径26ミリの規制後3yk用フォークを装着しようと某メーカーさんに伺ったら、キャスター角度が違うから、おかしな挙動になるので止めた方がいい。と。ふりだしに戻る。
4
この時期、燃調も合わなくて走らない状態だったので、原チャリもう捨てちゃおうかな?なんて考えたりしました。
ボアアップキットは勿体ないからIG仕様のJOG買って装着するか?とか。
しかし、苦労したピストンピンの作業は2度とやりたくないし捨てるのは簡単だけど、撤退したら自分のポリシーも捨て去る事になってまう。それは嫌だ!とりあえず燃調は合わせるんだ。その後足回りの事は改めて考える。
そんなこんなで約2カ月、燃調は、合いそうな兆しが見え。再度フォークを検索したらvinoの品番のフォークを発見!中華フォークは突然抜けて死にかけた。という例を見かけたので絶対嫌よ。と調べたら台湾でレースに使われていたメーカー。それも日本人が乗って優勝してる!
近年、日本の原チャリレースは純正パーツ縛りが主流でアフターパーツが皆無みたいですが、台湾はバリバリ社外品が揃っていて、信頼性も有りそうだわさ。
納期を知りたいからメーカーに問い合わせしたら返信無し。。駄目もとで注文メールだしたら、何と通った!しかも、このフォークはブレンボ40mmキャリパーのブラケット付。ローターは200ミリの製品が必要との事でしたが、早めに台湾からローターは取り寄せ済みだったんだなぁ。3週間掛かったので騙されたかと思ったけど、ちゃんと来た。笑
かくして足回りの準備が整ったのであります
5
リアダンパーも交換済み
純正はピョコピョコ跳ねて危ないけど
コチラのはシッカリ感も有り安心
フォーク周りはミリ単位の調整が必要で
走り出すのは少し先ですが
もう終わりは見えたわさ。
永かった。。。
寒い季節に始め、もう夏になってもうた。
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