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本日は少しメカ的な解説をしてみたいと思います。

　ラジコンヘリは最初エンジンからスタートして、最近になって電動が主流になってきました。
　昔も電動機はあったみたいですが、ニッカドやニッケル水素バッテリーは容量に対する重量が大きすぎたのであまり実用的ではなかったようです。
　電動機が主流になった要因はリポバッテリーの普及です。
　リチウムポリマーバッテリーは最近のノートバッテリーやアイフォーンなどにも採用された２次電池です。
　このバッテリーは軽く、１セルあたりの電圧が3.7Vと高く（ニッカド、ニッケル水素は1セルあたり1.2V）放電能力も高めです。
　モーターもブラシモーターからブラシレスモーターになったりと動力も格段に進歩しています。
　では、どちらがいいのと言う話になると、手軽に始めたい方は電動が向いていると思いますが、やはりエンジン機の迫力も魅力的です。
　近くに騒音を気にしなくていい広場があればエンジンも選択肢に入りますが、そういう場所が無い方は電動機でしょう。
　いずれにしても、誰か教えてくれる人がいないと空を飛ぶラジコンを始めるのは相当苦労すると思います。

　今回の画像は電動機のESC（モーターを制御する装置）のデータロギング機能を使ったログデータです。
　まだほんの慣らしの状態でホバリング程度しかしていませんが、電流は30～40A　ローターは1900RPM程度回っています。
　入力電圧が50Vなので、モーターの出力は2000W程度になっています。2000Wというと、ドライヤー2台分くらいですね。
　このように消費電力がそれなりに大きいので、だいたい6分程度しか飛行できません。
といっても6分も飛ばすと操縦者のほうが持ちません。　長時間の飛行はそれなりに難しいです。

今週も、土日は快晴で風も少なく最高の飛行日よりでした。
午前中は仕事で会社に行ったものの、終わり次第飛行場にGOです。　熱中しすぎですｗ

本日はラジコンクラブの紹介です。
クラブ員は15人くらい？で基本的にヘリが多いです。
発足は平成16年なのでベテランの方の飛行暦はかなりのものです。
これからどんどん熱くなりますが、空物の飛行に適している＝遮蔽物が無いということなので、暑さ対策を考えないといけなさそうです。

前回の記事に書いたポチったブツの完成写真です。
本日シェイクダウン完了で、調整も　d(　^ωﾟ )ﾊﾞｯﾁﾘ!!

今回の機体は、６セルバッテリー2本、直列仕様で電源電圧50Vの大台突破の機体です。
非常にスムーズに回転があがるので、ちょっとでも油断すると空の彼方に行ってしまいそうで怖いです。
大きさもクラウンのトランクでも納まりきれない大きさなので、後部座席占有です。
まだまだ恐ろしくて旋回飛行程度ですが、上空に飛ばせるように慣れようと思います。

飛行技術というよりも、１０諭吉が飛んでるという感覚のほうが厄介そうですがｗ