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アルトワークス（HA36S）にはフットレストが無いんですが…

フットレストの大事さを説かれているのを時々目にします。「フットレスト無くして正しいドラポジは取れない」みたいな。でも、私はフットレストの必要性をそこまで強く感じたことがありません。あった方が良いけど、無いなら無いでまぁいいけど、みたいな。

フットレスト無しの市販車はたくさんありますし、調べてみるとレーシングカーやラリーカーにもフットレストが無い場合もあるようです。

👇 ルノー・メガーヌ・カップカー


👇VWポロWRC


一方で「フットレストが付いてない車は買わない」って言うくらい重要視する人もいることですし、こんなに意見が割れる装備ってのは面白いですね。

ブレーキングやコーナリングで体が動くのを足で踏ん張って支えるのにフットレストが役立つのは分かるんですが、スポーツ走行中に足で踏ん張って体を支えるのはナンセンスに思えちゃうんですよね。足で踏ん張らないと姿勢を維持できない状態だとペダル操作に集中できないですから。がんばるところが違うような。素直にバケットシートとハーネスで体を拘束すればリラックスして操作に集中できるので、フットレストが無くても特に困らない。もちろんあればありがたいですけど。街乗りでもシートに普通にちゃんと座っていればそんなに足を踏ん張る必要性を感じないですし。

馴染みのショップに昨年フルモデルチェンジしたBRIDEのZETAⅣが置いてあって気になったので聞いてみると、サンプル試供品なのでどうぞ座ってみてくださいと嬉しいお言葉。

BRIDEのフルバケは以前EXASⅢ SPORTを使ったことがあるけれど、私にとっては骨盤周りがブカブカでお尻がまともにホールドされないという、フルバケとしては致命的にミスマッチだったため、RECARO RS-Gに交換したほろ苦い思い出がありました。

しかしこのZETAⅣはバッチリ問題なし。お尻はしっかりホールド、仙骨サポートもRECAROっぽい。剛性もだいぶ良さげ。過去のネガを完全に払拭してくれていました。

うーん、欲しくなっちゃうわこりゃ。

よくシートをローポジにしている車を目にします。

純正のシートポジションがスポーツカーのものと程遠い車である程ローポジ化したがる傾向があるように思えます。

純正ポジションが比較的高めの車をスポーツカーのようなローポジションに変えてしまうとまずい理由のひとつがペダルの操作性の悪化。

タイトル写真はミラですが、このような車のペダルは純正ポジションで斜め上から踏みやすいようなペダルの向きになっています。そこでシートをローポジションにしてスポーツカーのように水平に近い角度でペダルを踏み込むようになるとペダルと足の動きがずれてペダル操作がやりにくくなってしまいます。

大雑把な操作しかしない人は気にしないのかもしれませんが、丁寧で楽な運転操作をしたいなら純正のシート高さからあまり変えない方がよろしい、というこをミラのシートをセットしていて改めて確認した次第です。

前回の車検でレカロのフルバケとレールがそのままでは車検に通らないということでバタバタしました。去年くらいから急に厳しくなったらしく、レカロであっても保安基準に適合する強度があることを証明する書類が必要とのことです。土壇場だったので準備できず、結局業者さんが純正シートを探してくれて車検に通してくれたんですが、次回までには書類を準備しておかなければいけません。

そこでレカロコールに電話してみました。
出てきたのは女性オペレータ。
詳しいことは担当の人に回してもらうのかと思いきやこのオペレータ、私からの問合せに最初から最後までよどみなくビシッと答えてくれてスッキリ電話を終えることができました。


話の要旨は以下の通り。


レカロのシートとレールは保安基準に適合しているが、車検の担当官によってはそれを証明する書類が無いと通してもらえない事があるし、通してもらえる事もある。また、書類があっても100%通してもらえるという保証はできない。結局、担当官の判断に寄る。

レカロでは保安基準に適合することを証明するための試験を行っており、その試験結果をまとめた書類がある。車検などのために必要があれば提供するが、個人に対しては提供していない。レカロを扱うショップに対して提供する。ショップにお願いしてショップにレカロに資料を要求してもらうか、個人がレカロに連絡してショップ宛に資料を送ってもらうようお願いすることも可能。

書類は急ぎであればその日のうちにFAXで送れるが、30数ページあるのでちょっと大変。余裕があれば郵送でお願いするのが良さそう。

書類を要求する時はシートやレールに記されてあるシリアル番号を伝える必要がある。


以上。

次回の車検が近づいたら、もう一度レカロコールに電話して書類を要求することにしよう。

BRIDEのEXASⅢからRECAROのRS-Gに交換しました。

以下、BRIDEの好きな方には申し訳ないですが・・・

BRIDEは私の体に合わなかったんです。
BRIDEと比べてRECAROの良かった点は、

①骨盤下側の面圧が分散されている
　　形状とクッションの良さで、坐骨の部分だけの面圧が高くなることなく
　　長時間座っていても痛くなったり痺れたりしにくいです。

②骨盤横側のサポート
　　BRIDEではブカブカだった骨盤横側がシートに支えられているので安定します。

③骨盤上部（仙骨）のサポート
　　仙骨のサポートがあるおかげで骨盤の後傾が防がれ、腰椎の負担が減ります。

④胸椎付近の形状
　　背もたれの胸椎付近の形状が後ろに少し逃げているおかげで
　　骨盤から始まる背骨の自然なカーブが邪魔されず快適です。

⑤座面前方の形状
　　座面前方がちょうど良い形状に盛り上がっているので
　　骨盤が前方へ滑り出しにくく、骨盤の前傾姿勢を楽に保てます。

です。
さすがRECARO。