Continental ContiMaxContact MC5 205/55R16  

【再レビュー】(2021/07/31)
購入から11か月、冬のスタッドレス期間を除くと約5000キロ走りました。

一本22,000円のレグノGR-XIから、8,800円のコンチマックスコンタクト5へ。
価格を半額以下に落して大丈夫なのか、そんな不安を持ちながらの履き替えでした。

静粛性はレグノ比ではっきりマイナス、荒れている路面は分かりやすいですね。
ハンドリングはアウト側の大き目のブロックと、タイヤ自体の硬さでシャキッとしており、高評価。
コンチネンタルのメーカーとしての方向性なのか、走って安心感があるタイプですね。FFセダンにはバランス良いと感じます。
ちなみに、普段ポテンザS001を履くスカイラインにも試しに付けてみましたが、ポテンザ比で静粛性アップ・ステアリングのシャッキリ感マイナスだったので、概ねレグノとポテンザの中間位の味付けでしょう。

ウェットグリップも不満なく、豪雨の走行や水溜まりの通過も不安がありません。
下手な国産の格安タイヤよりしっかりした走りです。
一応ドイツ（製造は中国だよ！）の設計なだけある、と信じていますｗ

さて、交換直後から気になっているのが「タイヤ自体の重さ」。
加速が重い（＝アクセルの踏み込み量が多い）のです。速度さえ乗ってしまえば問題ないのですが、ストップ＆ゴーが多いと、最近のエコタイヤを履いた職場のクルマと比べて鈍さを感じます。なんか”昔のタイヤ”っぽい感じ？

その影響は燃費に出ていまして、交換前、レグノの平均燃費が20.06km/Lでした。
交換後は18.02km/L、マイナス2km/Lです。
そもそも、コンチネンタル自体が日本のラベリング制度を導入していないんですよね。欧州のラベリングはあるみたいですが。
「落ちた燃費と、買ったタイヤの安さ、どっちがお得なんだろう？」と思ったりしますが、そもそも元々の半値以下で買えたタイヤ、エコタイヤでチマチマ燃費稼ぐよりずっと経済的ｗ
そもそもエコカーじゃないし(^^;)
強いて言えば、航続距離が落ちた事は間違いありません。

何よりコンチネンタルのブランドを1本1万以下で手に入れるので、妙に”得した感”がありますｗ
これ自体が中国製ですが、アジアンタイヤというカテゴリーにおいて良く出来ていると思います。
タイヤの構造もしっかりしてそうですし、多めのゴムで耐摩耗性もありそう。

おススメします。