マライア・サリーのブログ一覧

元日に起きた能登半島大地震
最近テレビで石川県内や富山県でも地震による大きな被害が出ていないエリアにも
観光客が来なくなり観光業が大変だと聞きました。
3月からは政府の旅行支援が始まる様ですが、それまでがしんどいかもしれないという
インタビューに答えている旅館の女将さんを見ました。

正直、今の段階で石川県に観光に行くのは、はばかられると感じていました。
しかし観光客が被害の大きくないエリアに観光に行き経済を回すことも
重要と考えていますので、確認を兼ねて3連休に「道の駅巡り観光ドライブ」をしてきました。

関越道から上信越自動車道、北陸自動車道を経て新潟県の名立谷浜まで高速道路で行き、
海沿いの国道・県道を通って道の駅を巡っていきました。
新潟県から富山県の海沿いの道のりはほぼ問題なく通過できました。
たまに瓦をブルーシートで覆っている家が有るくらいでした。

富山県最後の道の駅「氷見」まで問題なく走れました。

石川県に入り七尾市の道の駅「能登食祭市場」


残念ですがここから先は道の駅は利用できません。
食事やトイレ、燃料補給などで地元の迷惑にならないように気をつけましょう。

そしてこのあたりから家が倒壊していたり、倒壊危険と判定されている家が増えてきます。

国道249号線を北上しましたが、災害派遣と表示の付いた車両が多くなり、
全国から駆けつけている災害復旧作業中の皆さんに迷惑をかけるつもりはないので、
北上せずに県道１号を使い石川県の西側に抜けました。

西側に出てから国道249号で千里浜なぎさドライブウェイに行きました。


３区間ある様でしたが風が強く波のせいか１区間しか走れませんでした。
でも天気が悪かったせいで貸し切り状態でした。

この後記念すべきぞろ目を迎えました。


お風呂が好きなので祥楽の湯で長時間運転の疲れを癒します。


翌日、兼六園に行ってみました。


冬の名物「雪吊り」


ここは全然問題ないように感じましたが、ビニールシートで覆われている部分が有り
一部通行禁止や見学禁止エリアが有りました。


多くの韓国人や中国人であろう人達がいます。

そのまま金沢城公園に移動しました。


こちらも石垣の一部が崩れており通行禁止や閉鎖エリアが有りました。


そして近くにある金沢21世紀美術館に行きました。

プールの下側から見られる展示で有名なところです。

残念ですがこちらも展示エリアの多くが見学停止になっています。

その後、仕事で行ったことがある小松まで行ってみました。
こちらは何も問題を感じませんでした。

満天の湯・道の宿のお風呂で疲れをいやして宿泊しました。


月曜日、朝風呂ですっきりしてストレートに高速のみで帰ってきました。


震災エリアの橋の多くは道路と段差ができていましたが、アスファルトでスロープを作り
車両が通行できるようになっていました。
ただし歩道は段差がそのままというところが多いです。
私がメインに走ったのは国道なので通行にあまり不自由は感じませんでしたが、
試しに脇道に入ってみたら道路が波打ち水路に崩れ落ちているところもありました。

道路の電光表示板には「のと里山街道　一般車両通行禁止」と表示されていました。

私の感覚では石川県の七尾市より先（国道159号より上側）は観光に行くべきではないと感じました。

皆さんいろいろご意見が有ると思いますが、これが私の感じた状況です。
経済を回すために観光に行く方がいて参考になればうれしいです。