>イエス・レオナルドさん57歳は、ニューヨーク・マンハッタンで10年に渡ってチケット売り場で換金を続け、その収入はトータルにすると50万ドル(約4400万円)を超えるそうです。
彼は競馬場などのレース場で人が捨てたハズレ券を拾っています。
ひたすらコツコツとチケットを拾い続けているのです。そして彼自身は全く賭けることは無いと言います。
レースが終わると大半の人はチケットをすぐ捨ててしまいます。そして捨てられたチケットには、いくらか利益になるものが混じっているのです。
このチケット拾いを1日に10時間もしているそうです。何千枚ものゴミ同然に見えるレースチケットを、延々とスキャンしては当選していないか調べていくそうです。
もうライフワークとなっており、自分の仕事である言うレオナルドさん。仕事と言い切れるほどの収入になるのも驚きです。
レオナルドさんは結婚していて、10代の子どもが2人います。外れの山に紛れこんだ当選チケットを換金すると一日に100~300ドルにもなり、年間に45000ドル(約400万円)以上の稼ぎになります。
まれに高額配当のチケットが手に入ることもあり、先月には8040ドル(約70万円)のチケットをゲットしたそうです。今までの最高額は2006年の9500ドル(約83万円)だとのことです。
すべて課税対象で、毎年申告もしているそうです。
長くやっているせいで全員が彼のことを知っており、愛されるキャラクターとなっていると言います。レオナルドさんは当選チケットを見つけると、みんなと一緒に飲んだり食べたりするそうで、非常に気前のいいところも見せているようです。
きっかけは1999年。負けたつもりで捨てたチケットのレースが審議となり、後で900ドル(約8万円)勝っていることに気づきました。慌てて灰皿や床に落ちている何百枚と言うチケットを拾って探したものの見つからず、担当の人にも必死で説明しましたが、チケットが無くてはどうにもできないと言われてしまいました。
泣きたい気分でゴミとなっていたチケットの山を持って帰ったそうです。結局900ドルは見つからなかったのですが、その中に2000ドル(17.5万円)のチケットがありました。
信じられない出来事に、きっと毎日ゴミ箱に当選しているチケットが紛れ込んでいるに違いないと考えたそうです。
その通り、捨てられているチケットの中に当選チケットはありました。そのうち彼は、自分で集められない時も友人に25ドル払って拾わせて、収入を増やし始めました。
もちろん一枚一枚調べる必要がある根気のいる仕事ですが、ゴミチケットを集めるだけで家族を養えるだけの収入が得られると言うのはビックリしてしまいます。
人の目さえ気にしなければ金は稼げるのか~、でもなぁ。
Posted at 2010/01/11 23:19:11 |
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