エンジンオイル交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
この車に乗ってから初めてのオイル交換になります。
だいたい距離は購入時に交換してある前提で、2500km程度です。
しかも今回は、人生初のDIYでのオイル交換になります。
参考動画も貼っておきます。
写真はオイル交換前にアイドリングでエンジンオイルを温めたところ。
AMG車両はこうやってディスプレイに油温が表示出来るので便利です。
ちなみにショップやディーラーでのオイル交換だと、現地まで走っていくため、この作業は不要です。
2
オイルが温まったら、スロープに載せていきます。
DIYでは車をリフトする必要のない上抜きをする方が多いですが、160mmまで上げられる大型のスロープを持っているため、今回は下抜きで交換していきます。
160mmまで上げられると楽に、且つ安全に下にもぐれます。
オイル交換程度の作業であれば、160mm上げられれば充分な作業スペースを確保できます。
3
後輪の二輪には念のため、車止めをしておきます。
まぁ、平坦な場所であればしなくても問題はないでしょうが、DIY作業では、安全への配慮はしすぎるくらいでないといけないと思っています。
4
下にもぐるためのマットを敷きます。
このマットは整備用のものではなく、元々ロードバイクのローラー台の下に敷くマットだったのですが、コレはもう使っていないため、その後整備用のマットとして使っています。
表面は比較的滑りにくい素材ですが、そこそこ厚みもあって、整備にはちょうどいい感じです。
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それからボンネットを開けて、エンジンカバーを外して、オイルフィラーキャップを開けた状態で、異物混入防止に注油口に載せておきます。
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DIYでのオイル交換にはなくてはならない、廃オイル処理箱。
これに吸わせることで、可燃ゴミとして処理できます。(※自治体によります)
CLAはオイルが約6Lなので、処理箱も6.5L用のものを用意しました。
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アンダーカバーを外していきます。
手前側に1つ。
8mmのネジになります。
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奥側に2つ。
合計3つのネジを外すと、アンダーカバーが外せます。
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取り外したアンダーカバー。
オイルの滲みがないか、素人でも分かりやすいので確認します。
ホントはこの機会に清掃したほうがいいんでしょうが、面倒なので今回はしてません^^;
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ドレンボルトの位置を確認。
銅製のパッキンが入ってますね。
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ドレンボルトを緩めます。
ここは13mmでした。
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で、いきなり抜き終わっちゃってますが、ドレンボルトを外した瞬間にドバっとオイルが排出されます。
詳細は動画でご確認ください。
こうなることは分かっていたのですが、寝そべった体勢で片手でネジを回しつつ、もう片方の手で勢いよくあふれるオイルを処理箱で受け止めるのは難易度が高いです…
案の定、処理箱内のビニールをはみ出し、一部の廃油が処理箱自体に染み込んでしまいました^^;
で、慌ててその処理をしていたら、気が付くと写真のような、つぅーーーという状態に…
ドバッと出るとこ、撮り損ねました><
だいたい1分くらいで勢いは収まり、写真のような状態になります。
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それからオイルフィルターを外します。
動画ではリフトするため先に外してますが、恐らく撮影前に何分か放置してからの作業なのではないかと思います。
フィルターに回ったオイルが下がってからのほうが、フィルターを外す際に周りを汚す心配が少ないのではないかと考え、このタイミングで外しました。
ちなみにここは27mmです。
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狙い通り、一滴もたれることなくオイルフィルターを外せました。
エンジン停止後、20分以上経過していたと思います。
また、意味があるかは分かりませんが、オイルフィルターを外してからフィルターの装着部分に残ったオイルを、ウエスで拭き取ってきれいにしておきました。
まぁ、気分的なものですw
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それから、消耗品類を交換。
オイルフィルターには新しいパッキンも付属していました。
またドレンボルトの銅製パッキンは、手持ちで持っていたものがピッタリ同じで、こちらも交換。
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フィルターのパッキンの装着はオイルで湿らせてから。
ココ、よく整備系のYouTubeでやってるやつ!っと、テンションが上がりましたw
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パッキンを交換した後、新しいオイルフィルターをフィルターカップに差し込みます。
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それから元に戻していきます。
ちなみに、ココのトルクは25Nmです。
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オイルフィルター交換完了。
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それからドレンを確認すると、ポタポタ状態に。
ここからどこまでも時間をかけられるのが、DIYオイル交換の醍醐味です。
気が済むまで好きなだけ待ちましょう。
ネットで見かけた人の中には、夜に通勤から帰ってきてからオイルを抜いてそのまま一晩放置し、朝出かけるときに締めてオイルを入れるそう。
数時間もかければ、確かにそれだけ抜けるのでしょうが、まぁ、私はすぐに締めましたw
ちなみにこの時の車の姿勢ですが、フロント側が上がっている状態のため、オイルパンも前上がりになっており、多少なりオイルパンにはオイルが残るはずです。
リアを持ち上げてある程度平行にするか、さらにそこから少し持ち上げて、前傾姿勢にするかをすればもう少しオイルは抜けるはずです。
でも、そこまでしたところで得られるメリットが少なく、今風に言えばタイパが悪いので、やりませんでした。
オイルはエンジンの構造上、どうやっても全量を抜くことは出来ません。
多少古いオイルが残ったところで、それが原因でエンジンが壊れるということはないので、気にしないことにします。
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ドレンボルトの締め付けは、40Nmです。
ちなみに、マットが濡れているように見えますが、廃オイルをパーツクリーナーで洗浄し、拭き取った跡になります。
ゴム製のマットなので、オイルが染み込むこともなく、拭き取れました。
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ようやく最終工程のオイル注入です。
今回使用したオイルは、純正のAMG専用オイルです。
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じょうごは持っていないので、素人丸出しですが、2Lペットボトルを切ってじょうごの代わりにしましたw
コレ、意外と馬鹿に出来なくて、ある程度高さがあるため一切周りに飛び散らず、きれいに入れることが出来ました。
一応、注油口には飛び散りを警戒して、ウエスを巻いておきました。
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3Lまでオイルを入れた段階で、例の添加剤も投入。
貧乏性なので、1Lのオイル缶の半分を入れたところで、そのオイル缶に添加剤を入れて、めちゃくちゃ振ってからエンジンに注油。(※そんなことはする必要のない製品です)
さらに空いた添加剤の缶にエンジンオイルを入れ、こちらもめちゃくちゃ振ってからエンジンに注油。(※そんなことはする必要のない製品です^^;)
高級なオイル添加剤なので、缶に付着した最後の1mlまで完全に入れてやるという庶民根性丸出しですw
でも、こういうことが出来るのもDIYの醍醐味だったりします。
ショップやディーラーでは、恥ずかしくて頼めないですから^^;
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とりあえず、5.5L入れたところでエンジンをかけ、漏れがないかをチェック。
大丈夫そうだったので、アンダーカバーを戻し、エンジンカバーを戻して作業完了。
この後20分程度走って、しばらく置いてからオイル量をチェック。
ちょうどLとHの中間だったので、ゲージを見つつ、結局残りの500mlを全量入れたところでHに到達。
これにてエンジンオイル交換作業が完了。
初めてDIYでエンジンオイルを交換しましたが、非常に達成感のあるDIY作業でした。
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