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逆に。

逆にここまで長く乗るとは思わなかった。

17年。

20代の終わりにふと出会い「若気の至り」で手に入れた車。

ずっと憧れていたAlfaRomeo。

いつか乗ると決めていたオープンカー。

おいらの薄給じゃ長くは乗れない。
二回。二回車検受けたら満足して手放すつもりでいた。

当時彼女もいたし女子ウケは相当悪かったので、お互い将来とか考えだすあたりがヤマかなってね。

元々、納車帰りは「ミセス・ロビンソン」かけながら帰ったくらいだから（わかるよね？）。

無事（？）その後彼女とも別れ、AROC-WJのお仲間にも会えたこともあり、もうしばらく乗ることに。

そのうち周りはだんだん代替わり、メーカー替わりしていって、そろそろおいらの番。。。とはならず。

背の高いクルマは嫌いで、幅のデカいクルマは気を遣うおいらは通勤クルマをなるべく小さなESSE号にしたこともあり、かといって狭いクルマも嫌いなので結果オープン禁断症状が良く出て、実際スパの出番は多かった気がする。

そしてだんだん。

だんだん。

だんだん。

多分お互いが少し老いたのだろう。乗る回数が減っていった。
前回の車検直後に発生した電気トラブルも、様子見して放置。ちょい乗りして放置。
なかなか直さないままバッテリー上がり。

少しショックだった。
バッテリー上がりは今までに何度もある。
しかし、乗ってやれてないのをわかっていながらバッテリーを上げるとは思わなかった。

ここまでかと思った。お別れの遺影を撮った。
（しかもそれを写真展に出したw）

その後やむを得ずターミナルカットを付けた。
多分、それによって乗る機会がもっと減るんじゃないかな、とか思ったし実際減った。

ここまで。

ここまで。

クルマがダメになったんじゃない。おいらの愛がついにダメになってしまった。

お別れの会と称して集まれるメンバーに最後の姿を見せた。ありがたい。
写真はたいして撮ってなかった。

翌日にクルマ屋に店に行ったら査定はゼロだ、と言われた。

いいさ。

思い出は下取りに出すもんじゃない。

しかし、クルマ屋の都合で日にちを決めたのはいいが、
そのままろくに乗ってやれないまま最後の夜を迎えるのは何だか忍びなかった。
別れる相手に忍びないもなにもあったもんじゃないがね。

ふと頭ん中を忌野の「スローバラード」が流れる。

そうか．．．悪くないな。

クルマ屋にTELして日時の変更を伝え、会社には有休を申請する。

ラストランは「Ciao Italia」。
そしてそのまま帰りにどっかのSAで車中泊。

最期にも一度。

も一度。

車の中で寝た。一人で毛布にくるまって。

朝方帰ってからクルマ屋へ。店主はおらず事務さんに鍵を渡す。
実にあっけない。

それからひとり。
ひとり来た道を帰る。

歩いて。

歩いて。

歩いて。

帰り道は長かったような。短かったような。

．．．17年を振り返るには短かった気がする。

最期まで悪い相棒でスマン。



じゃあな。

やっぱり一人時間軸がずれてるけれども、一個づつね。

macyakinプレゼンツ、「直島行こうよ♪その参」参加してきました～。

今回は有名美術館を避け、



瀬戸芸をかわし、



島時間を味わいながらまったり直ぶらしました。





お昼は予約してくれてたので、



困らず入れましたが、事前予約なしでは



ランチ難民カフェ難民になること請け合い。



ホント、ツアコンのおかげですゎ～。

と言うわけで、久々の



クルマイベントでもない



まったりイベント。楽しかった～。

幹事のmacyaさん、参加された皆さんありがとうございました～。

何だか一人時間軸がずれてるけれども、一個づつね。

すっかり年二回のお楽しみ。
秋のVecchio Bambino。

おいらが表町についたときはすっかり並んでました。



今回もジュリアさん、エントリーです。



バタバタしてたので、あんまりじっくり見れてないです。



そのまま一本松でおかわり撮影。



今回は久々なレンズを持って出かけましたので、



いつもと少し違う感じに、



撮ってみたつもりです。



こういうのも悪くないな、



とか、流しを失敗したおいらは思うのですwww。

おしまい。