カーボンボンネットの補修

10年以上の歳月は、カーボンボンネットのクリアーを蝕んであちこちハゲが気になる有様に。

全体にこんな感じで、「綺麗にしたら」とご友人に声をかけられました。

それでショップさんに10件ほどお話を聞いてオートサービスサンライズさんにお願いしました。作業中の写真を送っていただきながら作業が進んでいきました。

想定より下地のダメージが大きかったそうです。

こっちも。

いたるところにカーボン巣があり、潰していただきました。

そして、納車予定日に下記のようなメールをいただきました。

お世話になります。
本日の納車の件ですが、お車はすでに出来上がっておりお渡しできる状態です。
しかしながら気になることがありましてご連絡しました。
今回、旧クリヤーを剥離して、カーボン素地まで傷んでいるところも補修しまして仕上がっておりますが、カーボンのゲルコート層のくすみが現在仕上がった表面にもやのような感じで見えることがあります。白くくすんでいる部分があるといった方が分かりやすいかもしれません。過去に分からない程度で出ることはありましたがそれよりも少し目立つかなと感じています。
ゲルコート層まで剥ぐと繊維むき出しになるので処理できないのですが、現在できることとすればボンネット全体に少し色を付けると分かりにくくなるかと思います。イメージはテールランプなどのスモーク化のようになるキャンディー塗装になりますが、カーボン柄が少し薄くなりますのでそこが良し悪しとなります。弊社では新品のカーボンパーツをキャンディー塗装することも多いので仕上がりとしては少し渋めになりかっこはよくなると思います。一度、見ていただいてからの判断でもよいですがわざわざ来ていただくので先にラインさせていただいております。

というわけで確認もせずキャンディー塗装をお願いしました。

写真はキャンディー塗装後。

クリアー塗装とキャンディー塗装では見た目は写真以上に変わります。

天気がいい日はこんな感じでカーボンの柄も目に映えます。

天気が悪いとこんな感じです。

よーく見ると「カーボンですけど何か？」と控えめに主張しています。

カーボン柄が好きな人には向かないかも。

近づくとカーボン柄はくすんだ層の中に見えます。渋い感じかな。

ダクトの部分が強調される感じになりました。

仕上がりは綺麗です。

作業中にお借りしたトヨタのボクシー？
あってますか。

この手の車には何んの興味もなく運転席に座りましたが、「らくちん、かいてき」でびっくりしました。

売れるはずですね。