ヘッドカバーガスケット交換 時短ver

冷感時に作業する内容になります。
プラグホールからオイル漏れを見つけたので着手。
おまけにお昼休憩にダッシュで作業…簡略（笑

ちなみにVEエンジンの方向けです、通常のBPも概ね同じですが（笑

工具は19mmメガネと10mmソケットだけかなぁ…
適材適所でお願いします（笑


VEは可変バルタイの部品があるので、まず初めに青丸の頭19mmの油圧ラインを切り離します。
大きいバンジョーボルトですね(´∀｀)
他のボルトを緩めると力が逃げるので、先に緩めるだけでもしてた方が良いです。

ココには銅パッキンを2枚で挟んでますから、抜く時にエンジン側を落としやすいです。
補足としては、バンジョー下にウエス巻きつけると外した時に出るオイルを拾いやすいですよー

赤丸の角四方4本とパイプの真ん中1本、バルクヘッド側2本外します。
エンジンを上(空)から見て、回転方向にパイプが少し動く様になればok(*´∇｀*)

下から生えてるシャフトに上からハマってるだけなので、赤丸の所を上に引き抜きます。
オイルが回ってる分は抜けてきますので、力入れすぎでの振り回し飛散注意ヽ(￣д￣;)ノ

あとは、コイルを外し、エンジンヘッドカバーを止めている計11本ボルトを緩めます。

ゴムが熱で引っ付いてる事が殆どです。
ゴムハンでコンコンしたりしてまず遊びを作ってから、フィラーキャップ等持ちやすい所を持って、上にゆっくり引き上げて下さい。

間違っても斜めにしない事！！
大きく斜めにしてしまうと、自分でエンジン内にカバーに乗っかっていたゴミを落としてしまったり、可変バルタイの油圧シャフトのOリングを引っ掛けたり、傷つけたりするかもしれません…

今回は交換してませんが、バルタイの上に飛び出てるシャフトにOリング2種類ありますので、交換の場合は位置関係注意です。

ガスケットは純正一択ですね
BP6D-10-235A

これが赤丸の四方を4本で止めてる所のガスケット
BP6D-10-663

頭19mmの油圧ラインバンジョーの銅ワッシャー
ZL09-10-333 x2枚必要

あとは逆の手順で組み上げて行きます。
基本この作業はゴミを嫌うのですが、各部品を綺麗にしようとする意識をしすぎて、汚れを拭き取る方向を間違えてしまい自分で汚れを入れてしまうケース等あります（笑

ヘッド裏の写真や入れ替えの写真がありませんので、外すやり方だけまとめました＿φ(￣▽￣ )

組み上げ後、、締め忘れ物がないか確認し、隙間から出てるオイルがあれば拭きあげ、エンジン始動してすこし様子見、問題がなければ完了です。

お疲れ様でした(´∀｀=)

交換時 290370km