超子熊2号機、平成29年9月で納車後満2年が過ぎました。この間、ほぼ 1,000km/月を維持。24,000km に到達したのが10/8、納車日が 9/17 なので半月あまりの遅れ。ここ1年は特にツーリングに出ることもなく、ほぼ毎日職場と家の往復でした。よく走ってくれたものです。
第1次改装後、ずっと迷っていたのを実行に移しました。マフラーの交換です。超子熊初号機の時からずっと、「黒マフラーに銀の遮熱版」がイヤでした。
私の中では「カブのマフラーは銀一色」だったのです。しかし、色々調べてみると交換用のマフラーは性能向上や排気音の変化を狙ったものが多く、実用性能(扱いやすさや燃費)はオリジナルがいちばんだとのこと。ずっと二の足を踏んでいました。
結局、交換に踏み切ったのが6月半ば。色々タイプがある中で、オリジナルと同じ低い位置でまっすぐ長く伸びている奴を選びました。
カタログを見ると「全域で伸びる」といううたい文句でしたが、むしろ低速〜中速域でのトルクがほんの少し痩せた感じ。走っているうちに気にならなくなったのは、多分慣れてしまったのでしょう。音は明らかに大きくなりました。今までは聞こえなかった斜め後ろ下からの排気音。オリジナルで排気音だと思っていたのはエンジン自体のノイズらしく、同じ音が両足の間から聞こえてきます。ということはオリジナルマフラーはほんとうに「消音」していたらしい。偉いものだ(^^)。
他のカブの後を走るとオリジナルマフラーでも音は聞こえますから、今のマフラーならかなり大きな音をまき散らしてるんだろうな。
燃費はほぼ変わらず。街中(まちなか)では音を気にしてほんのちょっとスロットル絞り気味にしているので、それで変わらないということは実際には悪化してるのかも。
このマフラー交換で、とりあえず現行カブに手を入れるのは一段落。
残った不満点はライトとブレーキ。
ライトはいかにも暗い。ハロゲンバルブ→HID→LED と世の車載灯火が変遷を遂げる中、カブのライトはハロゲンバルブ以前の電球なんじゃなかろうか、と思うぐらいの暗さ。街灯のない道の夜間走行はほんとうに怖い。曲がりくねった道でガードレールがないと、初めてならどこでどちらへ道が曲がっているのかわかりにくいほどです。
ブレーキは前後ともドラムブレーキ。同じドラムでも旧型から容量が減らされた、という話も聞きますが、明らかに制動力が足りません。代車でスクーターと乗り換えると、スクーターに乗った当初は効き過ぎて体がつんのめるし、カブに戻ると思ったところで止まれないorz
ドラムブレーキとディスクブレーキの特性の違いも私にとっては扱いにくく感じられます。ドラムブレーキの方が早く最大制動力に達するようで、ある程度ブレーキレバーを引くとそこから先はいくら握り増しても制動力が大きくなりません。まだ余裕がある(つもりの)ところから「もっとブレーキ強く」と思ってもそのまま進んでいくのはほんとうに怖い。
また、雨降りの走り始めはさらに制動力の立ち上がりが早くなります。濡れると摩擦が大きくなるというと変だけれど、ちょうど、乾いた指先で紙を取ろうとするとすべるけれど、適度に湿らせると取りやすくなるようなものなのかな。
ディスクブレーキは雨で濡れるとパッドとローターが冷えることも手伝って初期制動力は明らかに低下します。その感覚でドラムブレーキを強めに握るとこれまた怖い。
そんなことを感じながら乗っていると、いよいよ「次期スーパーカブ」が発表になりました。
現行スーパーカブは生産工場が中国になり、初期には不良品が頻発したそうです。また、ライトデザインが角形なのも不評でした。ユーザーの声が届いたのか、次期スーパーカブは国内生産ということです。ライトの形も伝統的な丸形に回帰。
それだけなら我が超子熊二号機が快調なだけに何とも思わないのですが、LEDライトを搭載するようです。これはちょっと食指が動く。
しかし、本命なのは同時に発表された「スーパーカブ コンセプトモデル C125」。コンセプトモデルですから市販は決定していませんが、ライトに加えて前輪ディスクブレーキ(ABSつき)、125クラス(おそらく 124ccでしょう)のエンジン搭載。これが発売されたら即買いやなあ。Young Machine web記事(写真もこちらから拝借しました)の予測では来年末に発売とか。ということは、次期スーパーカブは見送りか。
左が C125、右が次期スーパーカブ
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2017/10/29 15:26:37