地元の新潟県長岡市の一部では有名な日本で唯一の南極観測用雪上車を作っている大原鉄工所という会社があります。今から60年近く前から雪上車を手がけています。最低温度がマイナス90℃にも達する極低温下では通常の常識が通用しません。例えば、金属やゴムなんかは脆くなったり、エンジンオイルが硬化するうえバッテリーのパワーが落ちるためエンジンの始動が困難になります。そんな状況でも普通に使えるようにしなければなりませんし、重大なトラブが発生すれば即乗員の命に関わりますので絶対的な信頼性が求められます。
ちなみに第一次南極観測隊の頃から雪上車はあったそうですが、当時は性能がイマイチで信頼性に欠けていたため犬ぞりの方が活躍したそうです。犬と言えばタロとジロの話が有名ですよね。
ちょっとしたトリビアをご紹介します。実は北極より南極の方が寒いんです。あと南極観測隊の寿司職人として小堺一機さんの父親が参加していたそうです。さらに面白いのがどんなに寒くても風邪の菌がいないため平気だそうです。
やはり、我々が知らない不思議な世界なんですね~。
ブログ一覧 |
クルマ関係 | クルマ
![](/user/css/images/icon_keitai_1112.gif)
Posted at
2014/11/24 07:36:31