この前夢の扉という番組で水を使ったプラズマの話がありました。10000℃という高温のプラズマでいろんな物質を分解させるという話でした。しかも、どこにでもある水を原料にできる上、分解の課程で水素まで取り出せるという画期的なものです。これにより様々な有害廃棄物の処分ができるそうです!
PCB(ポリ塩化ビフェニル)という物質に発ガン性があることがわかり、製造禁止になりましたが現在のところ処分方法がないためPCBを使っていた事業者は各自保管しています。私が昔勤めていた工場でもPCBが使われた高圧の変圧器が保管していました。ただ、使用禁止になってから約40年くらい経ちますので、経年劣化で中のPCBが漏れ出して問題になっています。他にもフロン、アスベストなどこれまで手をこまねいていたこれらの物質も処分できるそうです。
水プラズマによる分解でついに放射性廃棄物の処理も可能なのかと期待していましたが現実は難しいようです…。
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真面目な話 | 日記
Posted at
2014/12/28 15:40:05