TS　ESP　オーディオレス　シルキーシルバーメタリック　を選んだ理由

長いタイトルですが。。。(笑)

本文も長いです(汗)

現行ワゴンR、特にスティングレー購入に際して、グレードやボディカラーの選択に迷っている方を、ネット上でよく見かけますので、私の場合について書いてみたいと思います。

最初のご挨拶にも書きましたが、当初、スティングレーではなく、普通のワゴンRのFX-Sリミテッド(たった今、スズキのホームページを見たら、削除されていました。もう販売終了でしょうか？)を検討していました。

というのも、前車(CT21SワゴンR)がNA＋3ATでしたし、たまには遠出もしますが基本的に街乗りメインですので、NA＋CVTで十分ではないかと考えていたのです。

また、フロントマスクは、ちょっとやんちゃなスティングレーよりも、普通のワゴンRの、いわゆる「スズキ顔」の方が実は好きだった、というのもありました。

でも、HIDとルーフアンテナは欲しかったので、最初、FXリミテッドIIとスティングレーXとで迷ったりもしましたが、タイミング良く、スズキ顔でHIDとルーフアンテナが標準装備のFX-Sリミテッドが発売になったため、ターゲットはコレ、色は、私は青いクルマが大好きなので、ブリーズブルーメタリックに決めて、前車の頃からお世話になっているディーラーへ向かいました。

FX-Sリミテッドの展示車に目も心も奪われつつも、冷静に試乗してきました(笑)　ワゴンRのCVTの試乗車が店頭になかったので、以下の3車を比較試乗させていただきました。

　ワゴンR　FX　4AT
　パレットSW　TS　CVT
　アルト　G　CVT

パレットSWはターボ、それ以外はNAですので、NAとターボ、4ATとCVTの乗り味の違いを確認してみました。

ディーラーの近くに流れの速い、長い上り坂があるのですが、4ATのワゴンRはフルスロットルでようやく周囲の流れについていける程度です。CVTのアルトになると、余裕はないものの、全開までは踏まなくても大丈夫。これがターボのパレットSWでは、余裕の動力性能は当然ですが、NAの2車にはなかった、高い静粛性があり、私は非常に気に入りました。

街乗りにおける実用性能はNA＋CVTで十分だと感じましたが、ターボの余裕ある動力性能と高い静粛性に魅力を感じ、まずは、FX-SリミテッドとスティングレーT、2枚の見積書を作ってもらい、その日は帰宅しました。

その後、気持ちはやはりターボに傾き、Tに決めようかと思いましたが、せっかくスティングレーにするならESPが欲しいので、結局、ワゴンRシリーズの中で唯一ESPのオプション設定があるTSに決めたのです。

というのも、私の行動範囲であれば、冬場も2WD＋スタッドレスタイヤで十分なので、4WDは最初から候補外だったのですが、FFターボ車を悪天候時に安心して乗るためには、トラクションを制御する何らかのデバイスがあった方が絶対に有利ですからね。昔のアルトワークスやミラターボはトルクステアがすごかったですから(笑)

事実、普通タイヤでうっかり入り込んでしまった雪の峠道でスタックしそうになりながらも、ESP(トラクションコントロール)のおかげで何とか脱出できましたからね(苦笑)

また、TSのみ標準装備(TとXには設定なし)のサイド＆カーテンエアバッグも、以前、ミニカトッポで側面衝突を食らったことがある私には、とても頼もしい装備に思えました。

アルミホイール(TSのみ15インチ。TとXは14インチ)やオーディオ(TSのみ「ハイグレードサウンドシステム」標準装備)などは後からいくらでも交換できますが、ESPやエアバッグは後付けできませんからね。

さて、TSにしろTにしろ、スティングレーに決めたら、大問題なのはボディカラー選びです。2009年まで、スティングレーにも　ノクターンブルーパールという渋めの青がありましたが、現在はカタログ落ちしています。

黒系は2色(ブルーイッシュブラックパール3、スパークブラックパール)ありますが、特にブルーイッシュブラックはスティングレーでは超定番色でよく見かけますし、濃色系は磨きなどのメンテナンスがとっても大変(一度黒いクルマに乗ったことがあり、懲りています)なので、ミステリアスバイオレットパール(紫)共々、候補から外すことにしました。

次に考えたのはパールホワイトですが、これも定番色で台数が多いですよね。私は「他人と同じ」というのが正直あまり好きではないので、これまた候補から外しました。

残るは、ルナグレーパールメタリックとシルキーシルバーメタリック。この2色はちょっと迷いました。グレーは非常に質感が高く、魅力的な色に見えましたが、カタログのイメージカラーで、今後台数が増えそうな予感がしたのと、やはり濃色系のメンテナンスの大変さを考慮した結果、脱落。

そして、消去法でシルバーが残ったわけで。。。スティングレーではほとんど見かけない色であり、汚れが目立たずメンテナンスが簡単、しかも落ち着いた雰囲気なので、とても気に入ってますよ。

クリスタルな感じのフロントグリルやクリアテールランプが一番目立たないのが、実はシルバーなんですね。なので、当初スティングレー顔にちょっと抵抗があった私も、割と素直に受け入れることができたのです。

実は、同じ仕様(TS)で色違い(パールホワイト)なら2週間で納車できると言われたのですが、どうしてもシルバーが欲しくて、1ヶ月待ちました。せっかくの新車ですから、好きな色を選びたいですもんね。

また、オーディオレスにしたのは、前車のオーディオを移植するつもりだったわけですが(すでに移植済み)、せっかく2DINスペースがあるのですから、前車には装着できなかった(CT21Sは1＋1DIN)、2DINのインダッシュナビが欲しいな。。。と思ったりもしています(笑)

最初の見積書(FX-Sリミテッド)からは25万円位高額な買い物になってしまいましたが、クルマは長く使う物ですし、気に入った、納得のいくグレードと色を選んで、良かったと思っています。

長くなってしまいましたが、少しでも参考にしていただければ幸いです。MH23SワゴンR＆スティングレーご購入検討中の皆さん、納得のいくグレード＆色選びで、楽しいカーライフを送ることができますよう、お祈りしています。