前後同時録画の中華ドラレコを付けてみる

万一の事故や取締りに備えてバイクにもドライブレコーダーは必須装備となってきています。
今までは１台4000円の中華アクションカメラを前後に付けていましたが、給電したまま撮影しようとすると、バイクの振動でUSB端子が接触不良を起こしたり、バッテリー駆動では電池切れが怖かったりと何かと不便でした。
Amazonで前後同時録画のドラレコがクーポン適用で8989円で売っていたので試してみることにします。

中身はこんな感じです。
・ドラレコ本体（シート下に配置します）
・カメラ２台（延長コードあり）
・コントローラー（マニュアル録画用）
・給電用USBケーブル
・AC給電用ユニット
・結束バンド

などが入っていますが、私のMT-07にはUSBポートを付けてあるので、シンプルにUSBケーブルで給電することにします。

まずは自宅内でUSBで給電して起動テストです。
設定画面から日本語も選べますが、機能自体が多くないので英語のままでも困りません。

フロントカメラはヘッドライト上に貼り付けました。スクリーンとも干渉せず上手く付いたと思いますが、私のMT-07はメーター移設をしてスクリーン自体もスペーサーで上げていますので、ぴったりタイプのスクリーンの場合はここに付くかはわかりません。
まあ、取付位置は各自工夫ということで。

リア用はここに付けました。
本体はタンデムシート下に配置ましたが、フロントからは延長コードも使って右カウルの内側を通して繋ぎ、リア用は延長コードなしだとちょうどよい長さでした。
この位置だとリアキャリアで映像の上1/4程度が隠れてしまいますが、ツーリングやサーキット走行ではリアキャリアを外すため、この位置が都合良かったのです。
前後とも最初から付いていた3Mの両面テープで貼っただけですが、180km/h走行でも外れたりはしませんでした。

給電はシート下に増設したUSBポートから取りました。これでACC-ONで自動的に録画が開始され、OFFの数分後に自動で止まります。
ちなみに本体設定を変えるとパーキングモードと言って、給電が切れるとバッテリー駆動で1FPSの映像を録画してくれる機能もあります。
盗難防止かと思いましたが、盗難された場合はドラレコ本体も持っていかれますので、イタズラ防止機能ですね(笑)

実際に撮ってみた動画も上げていますが、720×480Pですので画質は値段なりです。
最初はマイクがないのかと思っていましたが、設定で録音もオンに出来ました。カメラはステイ取り付け後にキャップを緩めることによって回転させられますので、ちょうどよい角度になるように回転させましょう。
モトブログ等をするには完全に役不足ですが、ドライブレコーダーとしては十分役に立つののではないでしょうか？
安いので１年程度で壊れても諦めが付きますし、本体は（タンデム）シート下に隠せるのでエクステリアがすっきりしてアクションカメラを付けるよりもシンプルになります。
あとは耐久性ですが、１年持てば合格とします。