北帰行2011・冬 （その3）

道北の中心地，旭川。
かつて北鎮部隊の別称を持つ，旧陸軍第七師団が
駐屯していたことから，軍都としても長い歴史があります。
現在も陸上自衛隊第二師団の司令部が置かれています。


【　昨年，新しい駅舎になったらしい旭川駅。
　  道北の中心都市だけあって（？）駅前には西武百貨店など 繁華街らしく
　  賑わいを見せていました。

　  ただ前日から雪のせいか，既に道路がミラーバーンになっていて（！）
　  本土仕様の靴では，うっかり足を取られそうになりました（◎ ◎） 転倒注意！　】


【　さて "任務" が無事に終わり，あとはフリータイム♪
　  夕方になり，外へ出てみると既に辺りは暗くちらほらと雪が舞っておりました。
　  日本海側のベタついた雪とは異なり，寒さ厳しい内陸部だけに粉雪でした。　
　　  ※できれば雪上走行をしたかったのはナイショです (笑)　　】


【　以前，別件で女満別空港経由で北見市へ出かけたことがありますが
　  さすがにスケールのデッカイ，北海道。

　  隣町まで50km，100kmは当たり前の感覚で，一般道もそれなりに
　  ハイアベレージな設定 （← 但し！取り締まりには要注意 (-＿-) 　
　  なので，移動自体はスムーズですね。　　】


【　さてさて不意の遠征とはいえ，せっかく真冬の北海道へ来たならば
　  絶対に外せないのが，海の幸！
　  今回もやはり地元産のネタを使ったお寿司を堪能して参りました～♪　
　
　　まずは元々貝類が大好きなワタクシがオーダーしたのは

　　　　　　オホーツク産　生帆立　(＾▽＾)　　

　　甘さいっぱいの帆立と，人肌の温かさのシャリとのコンビネーションは
　　超絶的なウマさで，結局この後も追加オーダーしました (-。-;) 　】


【　左側： 稚内産 生するめいか　／　右側： 青ソイ （かさごの一種）　

　　イカは言うまでもありませんが，青ソイは本州ではあまり聞いたことが
　　ないのですが，こちらではポピュラーなネタのようで，値段もリーズナブル。
　　前回，北海道に来た時も頂きました♪
　　白身魚だけに，しっとりとした甘みがありました。

　　話によれば，アシが早い魚だそうで，北海道から出ることはあまりないため
　　結果的に地産地消（？）になっているとか。　】


【　左側： 貝3種盛り　／　右側： 鱈の昆布〆 　

　　ネタが被ってしまいしたが，誘惑に負けて(笑) 貝類を再度オーダー。
　　手前から，蒸しホッキ貝・帆立・あかにし貝。
　　個人的には，あかにし貝は聞きなれないネタですが，東日本では
　　広く知られているとか。味わいはサザエに近く，歯ごたえがありました。

　　鱈については，昆布で〆てあるとはいえ生身であまり口にしないので
　　ちょっとドキドキしましたが，なるほど！鱈の身は若干水っぽいのを
　　昆布で包むことで水分を吸収し，かつウマミ（グルタミン酸）を追加する
　　ことで，文字通り美味しさが倍増しておりました。
　　
　　　　ちなみに鱈は（特に白子） ，ニベリン条虫やアニサキスなどといった
　　　　寄生虫を有しているので，何も手を加えない状態での生食などは控えましょう！　　　】


【　豪雪地ならではの表示でしょうか。
　  北陸では見かけた記憶がありませんが，除雪の際に側溝に雪を落とすことで
　　そのまま下流まで流していく仕掛けらしいですね。
　　
　　確かに事前に知らせておかないと，場合によっては落とし穴になるわけで
　　通行人やクルマにとっては危険ですからね。

　　それにしても，この夜はシンシンと雪が降っていました・・・　　】

⇒続く