先日、愛車のチェイサー/JZX100のエンジンマウントを交換しました!
っと、言うのも、異音の原因が全くわからず、
気になってから半年以上、ココでもない、アソコでもないの繰り返しで、
行き着いた先がエンジンマウントだったのです。
さて、どのような異音だったかというと、
まず、静止状態でハンドルを切ると、
『ギギギ・・・ガギギ・・・。』という音が、
運転席から聞くと左前方から聞こえてきました。
外から聞くと左足回りの様に聞こえ、
アーム類に耳を当てると響いてくるというもので、
アーム類のブッシュ、ジョイント、サス、パワステ、
パワステのブッシュ、ステアリングジョイント、テンションロッドという、
異音の出そうなところは全て交換してしまったというのが、
先日までの状態です。
しかし、よく、こんだけ換えたな・・・(汗)
んで、
ことごとく当てがハズレてきたのでした(T_T)
ま、もともと交換予定だった物や、
交換したことによって得た物も多かったので、
それはそれでよかったのですが・・・(笑)
さて、今回のエンジンマウントも
『今まで無交換だったので、交換してみよう!』的なノリで、
交換となったのでした(苦笑)
これで、異音が直ったら一石二鳥だしね(* ̄∇ ̄*)
エンジンマウントの交換なのですが、
JZX100はエンジンマウントを交換するために、
メンバーを外さなくてはいけません。
メンバーを外す為には、フロントをジャッキアップし、
必ずウマを使用して作業を行いましょう!!
タイヤを外し、純正の補強バーを外します。
パワステラックがメンバーに固定されているので、
パワステラックも外しますが、
車輌から完全に分離するのは手間とオイルがもったいないので、
配管、ステアリングシャフト、タイロッドエンドはそのままにします。
パワステラックの取り外しは、
ココを見ていただければ
なんとなく分かると思います。
次に足回りをバラスのですが、
本来なら足回りを全て外してしまうのがやりやすいと思いますが、
面倒なので、メンバーに取り付けられている、
ロアアームの取り付け部分と、
テンションロッドの取り付け部分だけをはずして、
無理矢理下ろすことにしました(=´▽`=)
これは、本当に強引なのであまりオススメできません(苦笑)
足回りを外したら、メンバーにエンジンマウントを固定しているナットを外します。
外したらエンジン自体をジャッキアップします。
ここはちゃんとエンジンを支えているか、
要確認です!
ジャッキアップして、エンジンが少し浮いたらOKです。
次に、フレームとメンバーを固定しているナットを外しますが、
非常に硬いので、インパクトを使用するか、
しっかりとソケットをはめて、
長い柄の工具で一気に外してしまいましょう!
外したメンバーのオイルエレメント側は、
オイル漏れもあって非常に汚れていました(汗)
本当はメンバーを外したついでに直しておきたかったのですが、
全体的に汚れすぎていて原因の箇所が特定できず、
いちよう、オイル漏れの原因となりまそうな
怪しいところを締め直しておきました・・・(^▽^;)
エンジンブロックに固定されている部品に、
エンジンマウントの上部分がナットで固定されているので、
そのナットを外します。
エンジンブロックに固定されている部品も
エンジンブロックから外れるようなっていますが、
工具が入らないのと、非常に硬いので
それを外す事はオススメ出来ません。
また、タービン側のエンジンマウントの上部には
ラッチャットのソケットだけが入る程度しかスペースが無く
柄の短いレンチが必要になります。
取り外したエンジンマウントは、
ヒビ自体は確認出来ましたが、
14万km近く使用したエンジンマウントにしては
非常にきれいな状態で、
1JZ、2JZ系によくある、マウントの千切れは確認出来ず、
これは、今回も異音解消にはなりそうもない状態でした・・・(´・ω・`)
後は外した手順の逆に戻していけば終わりです。
作業時間は初めての作業だったので
6時間位かかりましたが、
次回はもう少し短縮できると思います。
二度とする事は無いですが・・・。
さて、交換して、試乗した感じは、
正直、あまり変わりませんでした(汗)
思いの他、エンジンマウントがヘタってなかった為か、
チェイサーがATだからなのか、
もともと直6がバランスがいい為なのかはわかりませんが、
シビックでエンジンマウント交換した時は
劇的な変化を体感したので少々残念です・・・(-。-;)
しかし、思わぬ収穫もありました!
異音が直りましたΣ(・ω・ノ)ノ!
一番疑われなさそうな部分だったので、
いや~マヂでビックリです!(笑)
嬉しい誤算でした☆
【教訓】
やっぱりゴム関係部品は見かけで判断せず、定期交換。
Posted at 2010/03/31 18:47:43 | |
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