手元にやってきて1年半あまり
ビンテージカーというには・・・
クラシックカーというにも微妙な?
30年くらい欲しいと想い手に入れた54年物の骨董品?
1年半所有して想うのは・・・
正直言って貸衣装を纏ってる感覚。
車には54年の歴史があるのだけれど私共夫婦との歴史はまだほんの少し。
知らない人から見たら・・・
こ洒落た熟年夫婦に見えるのかもしれません(個人的見解です)
自分の中ではどこか余所余所しいというか?身についてないというか?
簡単に言うと馴染んでないって感覚が大きい。
これから何年もかけてこの車との時間を過ごすことによってしか手に入れることができないモノ?
この車とともに過ごした時間が創り上げる思い出が大事なのだと僕は思う。
僕は996も赤チンも所有して3年くらいでようやく胸を張って俺のポルシェ!俺のチンク!と言えるようになった。
可笑しな話なのかもしれない・・・
ちゃんとお金を払って買ったら俺のと言っても間違いじゃない。
でも・・・馴染むのにはやはり時間が必要なのも・・・
これまた間違いじゃない。
以前とある現場で大工さんに土方の人がノミを貸してと言い大工さんが気前よく貸したところ・・・
あろうことか?そのノミでコンクリートを斫り欠けたノミを見た大工さんが泣いていたことがあった。
他人から見たら古い道具でもその大工さんにとっては、ずっと使い続けた唯一無二のモノだったに違いない。
話を戻して、この2台で夫婦でいろんなところに出かけた。
どちらも10年以上所有し、かなり味わったけど味わい尽くしたかと聞かれれば?
まだまだな気がする。
先日のアストンマーティンも・・・
結局のところ996を凌駕することがなかったというのが今の僕の偽らざる気持ちだと思う。
迷いがあったということは?僕にはおそらく?まだ早いのでしょう。
本当に欲しいなら話が出た時に即答即決で買うと思うんですよ?
MR2 に乗っていて911の話が出た時は秒殺で買うと言いました。
その当時自分の中でのMR2は役目が終わってたのでしょうね?
996になんの不満もないし乗るたびに良い車だと今でも感じる。
あ!不満と言えばスポンジが飛んでくることぐらい。
チビとの物語は始まったばかり!手にしたモノとどう向き合うか?
嫁さんと近所のCaféに食事をしに行くには楽しい車です。
なんせ1年半で走行距離500km・・・あはは
どう考えても・・・実用的には近所のお散歩ぐらいかな?
人生もとっくに折り返しを過ぎ残りのカーライフを考える。
初秋の夜長そんな事をふと考えてみた。
Posted at 2020/10/07 19:27:08 | |
トラックバック(0) |
日記 | 日記