フロント　ブレーキ　キャリパー　キット　交換

タイヤ交換後、ハンドルのセンターがズレているので、左右のタイヤを交換するとどうなるか気になって、会社から帰宅後、タイヤを外そうとハブボルトを緩めていると、左のホイールが温かい。
えっ！
右と比べてみたが、確かに温かい。
そのままタイヤを手で回すと、回り出しが左の方が重い。
タイヤ交換した時、左がちょっと重いなぁとは思っていましたが、引きずっているとは思いませんでした。
ブレーキダストがひどいこの安物ブレーキパッドを付けているせいで、引きずっているのに気がつけませんでした。

とりあえずバラシます。

左右の内側のパッドを比べてみると、左の方が1mmくらい薄くなっていました。
やっぱり引きずっていました。
ちなみに、ブレーキパッドは、外側よりも内側の方が減るのが早いです。

左のピストンは、嫁さんにブレーキペダルを何回も踏んでもらって、ピストンをここまで抜いたあと、当て木をしてハンマーで叩いて取り出しました。

右のピストンは固着無しなので、ブレーキホースの穴に、自転車の空気入れを空気が漏れないように押し込んで、空気を入れれば、スポーンと勢いよく抜けます。

左のピストンです。
錆がひどい。

320番の耐水ペーパー→800番のペーパーで磨きました。
完全にツルツルにはなりませんでしたが、経験上これくらいなら漏れません。

キャリパーのシールより外側は錆だらけ。

完全には取れませんが、グリスを塗っておけば大丈夫でしょう。

シールにも錆がへばり付いてます。

キャリパーキットの品番

シールに付属のラバーグリスを塗布

ピストンにもラバーグリスを塗って、ピストンを押し込みます。
手で押し込めます。

ピストンを押し込んだら、ブーツを溝にはめ込んで、リングで押さえつけます。

確か、こんな感じだったと思います。
もう25年以上前にやっていた事なので、おぼろげにしか覚えていませんが、大丈夫でしょう！

ここは交換しなくてもイイのですが、せっかくなので、セットになっているピンのブーツも交換しました。

で、全て組み付けて、エアー抜きしましたが、500mlでは足りず、

DOT4を追加。
DOT3と混ぜるなと言いますが、DOT3になるだけなので、問題無いでしょう。

結局、ハンドルのセンターズレは直りません。
ブレーキの引きずりが原因ではありませんでした。
左右のタイヤを交換しても、ズレがかわらないので、やっぱりタイヤに、以前の車のクセが付いているのでしょうか？
後日トーイン見て、調整します。