【備忘録】パーキングブレーキシュー組み付け1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
それでは組み付けて行きます。
組み付けは助手席側のサイドブレーキシューとなりますので注意してください。
取り外しは運転席側でした。
組み立てはいわゆる外した逆順でと説明されることが多いのですが、実は運転席側は2時間以上かかりました。なので1時間弱で終わる方法を考えた次第です。
最初の下準備として3つあるいは4つあります。
1つ目はアジャスティングスクリューをきちんとパーツクリーナーで清掃してもらって、中をノンメルトルブでグリスアップします。
2つ目は左右のブレーキシューを連結しておきます。
バネをつける向きに注意してください。車両の内側方向の口が開いているようにセットします。
3つ目は、シューを押さえておくバネを先に写真のようにセットしておきます。
尚、写真はバネを取り違えて付けています。車両後方側となるため、正しくはピンク色のバネです。
2
自分はここを下準備として考えていいのか、いまだに迷うところですが、予めグリスアップしておくと、手がぐちょぐちょになっちゃうんですよね。
だから全てを組みつけた後に、ブラシなどの先にグリスをつけ、シューを少し手前に引き、浮かせながら塗り込んでもいいんじゃないかなと思います。
ここも先ほど使ったノンメルトルブを使ってグリスアップします。
サイドブレーキシューがちょうど当たって塗装がはげているところ周囲を塗ってください。
3
1番最初は、12時の方向にあるこのバネを付けていきます。
何度も言いますがこのバネのテンションはマジ半端ないんで、心して組んでください。
誰かさんみたいに自分の鼻を殴ってしまうようなことがないように!(^^)
ちなみに整備書を見ると右側のバネは写真のような下からではなく、上から引っかかるような形で組んでいますが、左右両方ともは同じバネなので、この向きは気にしなくても良さそうです。
時計回りで組んで行きます。
4
次は3時の方向にある、シューを押さえておくこちらのバネ一式をシューにかませます。
ここで大切なことが2つあります。
1つ目は、スプリングを押さえておく1番手前のお皿状のスプリングカップ1をきちんと組つけておく必要があるということです。
スプリングカップ1には溝が切ってあって、それを押さえながら90度ひねることによって固定できるようになっています。
組み付ける時はラジオペンチで軸が回らないように固定しておきながら、もう片方の手でカップを押さえて(バネを縮ませておいて)90度ひねると良いでしょう。
もう一つ大切な事は、組み付けた後ハブを回してもらって干渉しないかどうか確かめることです。特にこちら側のスプリングピン(カップを固定する軸)は、車両前方方向に折れ曲がっています。何らかの力によって軸が伸びてしまうと、干渉してしまうことがあります。
5
余談ですが、運転席側もそうでしたが助手席側も同じく9時の方向(車両前方方向)にサビが発生していました。
塗装をはがしサビチェンジャーを塗っておきました。
どうして両方とも、ここだけが錆びてくるのでしょう。
6
3時の方向のスプリングと同様に、9時の方向のこのバネもセットします。
こっち側のスプリングピンはまっすぐなので、さっきよりはセットしやすいです。
もし持っているのなら、ラジオペンチの先が90度折れ曲がっているもので、バネの下の座金ごと引っ張りながらサイドブレーキシューにセットすると簡単です。
7
次は6時の方向に下準備でグリスアップしたアジャスティングスクリューをセットします。
このスクリューは、中央のダイヤルを回すことによって左右のサイドブレーキシューを押し広げるような仕事をする装置です。
下向きに回すとスクリューが縮む(シューが収縮)方向で取り付けてください。
8
ここで注意して欲しいのが、アジャスティングスクリューの上をバネが通過しています。
ここにはパーキングブレーキペダルから伸びるワイヤーが通っています。このバネは、アジャスティングスクリューの上かつ、黄色い矢印の出っ張りの下を通過している必要があるので、それを確認します。
つづく、、、
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