デジタルメーターOH　②

裏の金属カバーを外すと　中の基板が出てきます。

それぞれ行き渡っている　コネクターを外します。

この時に　デジタル表示側（スピード等）基板は　どこにも　ネジ等では　止まっていない状態なので　落下に注意です。


注意：

※基板内修理　メンテナンスは　人体に帯電している　静電気等を除去してから作業に取り掛からないと　マイコンICなどの破損に繋がりますので　注意が必要です。

画像にはありませんが　作業中は　帯電防止の専用器具を使用しています。

メッキの枠を外します。

スクリュー8個？程で止まっています。

場所によっては基板が邪魔になるところもありますが　少し持ち上げると　ドライバーが入ります。

枠を外した　基板ASSY。

枠は外れても　骨となる樹脂の台座は残っていますので　グラグラにはなりません。

枠と台座の間には　減光レンズや文字盤、表面カバー？の　3枚が　サンドイッチされています。

かなり手間暇かかってますね～・・

レンズを外した本体側です(^_^;)

文字盤もないので　味気ないですね(´･_･`)

枠側にレンズや文字盤がくっついてきます。


3枚構成になっていて　こんな感じになっています(´∀｀)

この部分は　黒ずんでいたり　埃がたまっているので　アルコールとウエスを使って　綺麗に拭き掃除します。

減光レンズです。

この部分の表示窓の開いた部分が　結構汚れます。

ここを拭くだけで　結構な透明度が蘇ります＾＾/

傷がつきやすいので　柔らかい　ガーゼで優しく清掃します(´∀｀*)


これに　細かい傷がつくと　いくら綺麗にしても　ぼやけた　はっきりしない表示になってしまいますので　注意が必要です。

続いて　文字盤です。

ココも　細かいホコリや黒ずみがたまりやすいです。

夜間照明（バックライト）がくすんだ状態が　クリヤーになりますよ(´∀｀*)

ココも　減光レンズ同様　傷つきやすいので注意です。

本体から取り外した　スピード表示部です。

ここも　黒ずんでいることが多いので　綺麗に清掃します。

あとは　ハンダ浮きやぐらつきはないか　部品に焦げた跡がないか等　目視点検します。


続く・・