シフトスピンドルホルダー取り付け

Daytona675の新旧共通でシフトスピンドルシャフトが折れるという不具合を耳にしたので、対策としてBabyFaceのシフトスピンドルホルダーを取り付けます。

写真のように、シャフトを保持する部分にはドライメタルが圧入されており、ガタつきなくシャフトを保持してくれる作りです。

まずはシフトアームやスプロケットカバーなど、シフトスピンドルシャフト付近の部品を一旦すべて取り外す必要があります。

取り外す部品には写真のように合いマークを描いておき、部品を戻した際に作業前のポジションに戻しやすくしておいたほうがいいです。

Daytona675Rにはクイックシフターが付いているので、タンク下のコネクタを外してケーブルも一旦抜き出しておきます。

シフトロッドがフレームを貫通しているので、邪魔なシフトロッドを外すのにステップごと外す必要がありましたが、あとはスプロケットカバーを外すだけです。

スプロケットカバーを外すとシフトポジションセンサーが見えるので、これにシフトスピンドルホルダーを共締めします。

シフトポジションセンサーには元々配線ガイドが共締めされているのですが、シフトスピンドルホルダーを取り付けると干渉して取り付けができなくなるので、タイラップでホルダーに固定してしまいます。

あとはスプロケットカバー・シフトアームを戻して完了です。
シャフトの折れに関して効果があるかは長い目で見ないと分かりませんが、アームの撓みがなくなった分シフトチェンジの感触がわかりやすくなりました。